日本代表のセンターフォワード。
2011.06.12
先日の日本代表の3-4-3フォーメーションの試合を受けて、トップ(センターフォワード)の選手は誰がいいのか??っていう感じの意見が再びいろいろ見られる(再燃している)ようで。
先日のペルー戦では前田遼一が入り、チェコ戦では李忠成が入った。
今年1月のアジアカップの時もそうだったが、前田遼一が現状ファーストチョイスなのかもしれないけれどもポストプレーがとにかく決まらないのと、楔(くさび)にイマイチなってないので、どうかねぇというところ。もちろんJリーグの試合を見ていれば、シュートゾーンへの入り方やタクティクスや駆け引きはとても見所があり、なのに代表では機能不十分なのはやはりJリーグのレベルが…なぁ~んていう発想は短絡過ぎるわけだが。
李忠成はチェコ戦で初めてスタメン・フル出場でよく見させてもらうことができたが、ポストや楔をつとめようとする意識も高く、ドリブルで打開しようという意識や、とにかくどんな体制でもフィニッシュ(シュート)をゴールマウスに向けようという意識も強く、もしかしたら前田遼一よりも機能する可能性があるかもしれない。ただ、サンフレッチェ広島では佐藤寿人の下のシャドーストライカー(セカンドトップ)で、ナショナルチームでトップ(センターフォワード)をつとめるのはジャストフィットとは言えないのかもしれない。前田や李忠成レベルでもフィジカルでは不利なので、ここは佐藤寿人のような小柄だがスピードと点で勝負するタイプの方がよいかもしれないが、それでもポストや楔の役割は不可欠になる。
…てなことを考えると、昨年のワールドカップの時に本田圭佑が急造ながらワントップをやったけれども、本田圭佑のトップが一番マシだったんじゃないか、、、という意見も出てくるのもわかる気がする。
昨日の横浜F・マリノスVS柏レイソルでは、レイソルの田中順也が見事のポストプレーと先制ゴールを見せた。長身で柔らかい田中順也あたりは、私は結構好みなんだが。マリノスの渡邉千真はもうちょっと進化していくかと思っていたが、ちょっと。。。ヴィッセル神戸の都倉賢とかも試してみたら…なぁ~んて意見の人もいるだろう。ゴールは決められないかもしれないが、2列めのシュートチャンスを作り出すという重要な(日本チームにおいては重大な)ミッションがある。2002年ワールドカップ前後の鈴木隆行がつとめていたように。
あるいは、長身ではないがとにかく速い、現在はU-22のエースである永井謙祐を早めにフル代表で起用していくか。。。
ところで、昨日の横浜F・マリノスVS柏レイソルの一戦、あまりに観客が少なくて苦笑してしまった。特にマリノス・サポーター(ホーム側ゴール裏)の2階席はガラガラだったんだが、どういうこと?? 7万人も入るスタジアムで、あれでは中身ある試合をやっても一般の人には映えませんよ。つい4日ほど前には、ここでの国際Aマッチがソールドアウトだったんだが。マリノスのフロントには、もうちょっと営業をしっかりお願いしたい。
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