南野のリヴァプールと遠藤航のシュツットガルトがプレシーズンマッチで対戦。
2020.08.23
リヴァプールにとってはこれがこのオフで初のプレシーズンマッチ。遠藤航はスタメン、南野は後半頭からプレーした模様。
私が見た映像では遠藤のプレーはほとんどわからず(リヴァプール目線での映像なので)南野のプレーの印象を。
左サイドに入った南野。のっけで、いいタッチとターンからスルーパスを繰り出し、キレのあるプレー。ただ、ちょっとスルーパスのスピードが、、、という印象。
その後はカメラの位置がナンなんで(いかにもプレシーズンマッチらしく…)中盤でプレーしてんのか、、、っていう感じもあったんだが、結構ボールを預けてくれ、いいタッチから展開パスやサイドチェンジやクロスを繰り出すんだが、そういったあたりの感覚は日本人選手にはお手の物であり、イイ感じ。サポーターにも好印象だろう。ただ、繰り出すボールの質がちょっとな…という印象。
身体のキレ、コンディションはよさそう。
守備でも献身的に動き、サポーターの評価も上々のようだ。
もっとも、シュートはたぶん打てず。終盤のゴールシーン(リヴァプールの3点め)では、ゴール前中央に入っていたが、味方のボールは後ろを通過し、後ろの味方がフィニッシュ。
19歳や20歳のイキのいい若い選手が出てきてるからな。ま、どこのクラブでもそうなるんだが。南野にとってはゴールを決めることが必要だし、そうした彼らの方がゴールを決める(のが上手い)のなら、南野は違う存在性・必要性を示さなければならない。
真偽は定かではないが中盤起用という噂もあったりするようだが、もしかすると(その真偽はともかく)ビルドアップ役というところになるのかもしれない。4-3-3でいえば、いわゆるインサイドハーフって位置になる。ま、そこで起用されたとしても、ゴールは時々決めないとイカンし。
あるいは、ユーティリティプレイヤーとしての存在か、新しい概念であるストーミングの要員か(それも、このプレシーズンマッチを見て思ったんだが、密集を作っておいて逆サイドを突くさらに次の戦略・戦術とか…)どうなんっすかね。
ところで、パルチザン・ベオグラードでプレーする浅野拓磨が(こちらは既にシーズン開幕済み)ハットトリックを決め、5試合で6ゴールと好調。
ハットトリックの試合映像を見たが、技術的・テクニック的にはウ~ン…といったところは、申し訳ないけど変わらないかな。オッという巧みなプレーもあるんだが、基本的には技術性はあんまり、、、ではある。ゴールも(あえて)どちらかと言えばシンプルなゴール。
それでもゴールを重ねるというのはたいへん重要であり、チームメイトもよく使ってくれるし溶け込んでいるのが伝わってくる。
日本人はすぐ、ここからステップアップできるか…とか、セルビアでこの程度の数字で他国で通用するわけない…とか、いかにも相変わらず煩いんだが、セルビアの名門のパルチザン・ベオグラードで活躍することでは不十分っすかねぇ。
なんだかすぐにステップアップだとか、何大(「4大」でも「5大」でもどうでもいいが)リーグへ移籍できるかとか、そういうリーグでプレーするんじゃなきゃ価値なさそう的な、、、すぐそういう方面へハナシが行ってしまうのはどうかと思うんだがな。
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