南野、コミュニティシールドでリヴァプール移籍初ゴール。
2020.08.30
日本時間で昨夜の深夜に行われたイングランドのコミュニティシールド。リヴァプールとFAカップ優勝のアーセナルの対戦。
なんか、いまだにコミュニティシールドあって何ぞや…的な話がちょくちょく出るんだが、それこそ不思議。ま、日本でいうリーグ開幕前に行われるスーパーカップですね。
90分で勝負がつかなかったらすぐPK戦という、公式戦ではあるが、そういう試合でもあるんだが、とはいえ公式戦でようやくゴールを決められたのは良かった。
リヴァプール1点ビハインドの状況で、南野は60分(後半15分)あたりでピッチへ。フィルミーニョ、マネ、サラーの3人が残ったままで(これまでのように、この3枚のどれかと入れ替わりでなく)投入され、フォーメーションは4-3-3から4-2-3-1にしたのか。
ゴールが生まれたのは70分過ぎ。ペナルティエリア内に入っていき、狭いエリアの中でフィルミーニョ、サラーと細かいパス交換をし、フリックしてのリターンは相手ディフェンダーに当たったこぼれではあったが、右インサイドでゴール右隅へ蹴り込んだもの。
クロップ監督は、こうした狭い密集したエリアでスペースを突ける能力を大いに期待してるんだろう。試合後のクロップのコメントからも、それが感じられる。そういうタイプがリヴァプールには居ないこと、これから必要になること、そうしたことを見越しているんだろう。なので、4-2-3-1というのは新たなオプションなんだろうな。
ゴール以外でも、何度か小さい弧でのターン(それも右足でコントールしての右ターン)を何度か見せ、これも南野の武器だろう。
ゴール左寄りからターンしてカットイン気味の振り向きざまミドルがまたあったが、これもモノにして欲しいが、まだショットの弾道が力不足。もっともっと磨かないことには通用しない。実際、この試合では易々とゴールキーパーにキャッチされておった。
なお、試合の方は1-1で90分を終了してPK戦に。南野は4人めのキッカーを務め、右アウトにかけてほぼ真正面のゴール上に突き刺すPKで成功。アーセナルは5人全員が成功したが、リヴァプールは南野の前の3人めが失敗したため、アーセナルの勝利で終わった。
ま、コミュニティシールドという公式戦での貴重な同点ゴールは大いにアピールになったと思うが、やはりリーグ戦、プレミアリーグでのゴール。頑張って欲しい。
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