堂安スタメン出場のビーレフェルト、カップ戦1回戦で4部のクラブに敗退。
2020.09.15
ドイツカップ(ポカール)の1回戦が行われ、PSVからレンタル移籍してきた堂安は背番号「8」を付けてスタメン。
ビーレフェルトは4-3-3なのか4-2-3-1なのか、とにかく堂安は右サイド。
ところが序盤から相手の方がスピードに乗った攻撃を何度も見せ、フィニッシュまで行くシーンが続出。30分過ぎには、右サイドへのロングフィードにビーレフェルトの左サイドバックがかぶってしまい、持ち込まれてマイナスのパスを攻め上がってきた選手がファーにキッチリ沈めて先制を許す。
堂安は、単独で縦に突破ができるわけではないし、速いスピードを発揮することもできないので(そういうタイプではないので)このピッチ上で正直あまり存在感を感じさせられないパフォーマンス。
それでも後半立ち上がりに立て続けに堂安がいいプレー。左サイドから堂安のサイドへ大きく振られたボールを、ファーへ折り返す形でクロス、これを堂安へボールを出した選手がヘッドで落としたが、中央の選手は相手ディフェンダーに寄せられてボールをマウスへ飛ばせず。
続いて、堂安の外を駆け上がった右サイドバックにはたき、深い位置からペナルティエリア内右の堂安に戻してくれ、これをフィニッシュしたが、惜しくも右ポスト直撃でゴールならず。
その後にももうワンシーン、、、ペナルティエリア外、ゴール右よりシュートを放ったがゴール右へ外れる。
この後は再び存在感が薄くなり、70分過ぎに交替。
試合の方は、ビーレフェルトは後半は多くのシュートを放ったが前半の失点を返すことができず、そのまま4部のクラブに0-1の敗戦。
ビーレフェルトはまだチームが作れていないのか、バラバラな印象。攻撃の形も見えないし、ビルドアップもできてない状態。
相手が相手だったからかもしれないが、オレがオレが…的にガシガシ前のめりになってるし、堂安はそういう状態を感じてか、中盤にポジションを取って攻撃を形成しようとするが、その意図は味方に伝わっている感はしないし、逆に堂安が下がるとそのスペースに味方が入ってしまって3トップみたいな形になり、堂安が上がるスペースが無い、、、という。
これからどういう風にチームが出来上がっていくのはわからないが、この試合を見た限りでは堂安自身も相当苦労するんじゃないかという予感。
アタッカー(ポイントゲッター)として存在感を見せるか、一方で中途半端にゲームメイク、プレーメイクをしようとすると曖昧な存在性になりそうな気配。さて、この中でどうする、、、どうやって行く。。。
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