続・マルセイユの両サイドバックが日本人。
2020.09.30
マルセイユはホームにメスを迎えての第2戦。この試合でも右サイドバックに酒井宏樹、左サイドバックに長友でスタート。
長友は前節のプレーから変わった感があるのは、むやみにオーバーラップしないことだろうか。当然指示というか指導はされてるだろうし。とはいえ、チャンスシーンではやっぱりやっちゃう深いエリアまでのオーバーラップ。
オーバーラップが悪い(オーバーラップするな)というわけではない。ただ前節があまりに…だったもので。
結局、相手が居ない状況でボールを持ちたいが故に、あれほどスペースに飛び出していたんじゃないかと思ったりしてる。技術的にもおっかなびっくりだし、何より半年以上も試合をしていないんだから、おっかなびっくりになるのも当たり前って言えば当たり前だろう。
で、この試合では左からカットインして右足でファーへのいいクロスもあった。味方も反応したが、ディフェンダーに身体を入れられて合わせられなかった。同じようなクロスがその後もう1本あったが、ま、ボールのクオリティは今も昔もあんまり、、、ではある。
だがやはり守備面では、マルセイユの弱点になってることは否めまい。前半15分経過したあたりだろうか、相手が逆サイドから最終ライン中央を経由して長友のサイド、タッチライン沿いに張り付いている選手へパス、、、この時に長友は、縦には行かせまいとして寄せながら思い切って左足へ体重をかけたんだが、それを見越していたかのようにボールを保持した選手は斜めに中へドリブルで入って行ってしまった。その右から味方も寄せに来てくれてたのに、それが間に合う前にああして入らせてしまった、、、と。そういうシーンがありましたね。
こういう守備はどうかと思うぞ。味方が来てくれてることにも気づいてなかったのかね。
で、この試合も75分過ぎあたりで交替。長友のコンディションを考慮に入れての交替だろうが(初めからこのくらいまでプレーしてくれれば、という想定だったかもしれない…)この時点でマルセイユはビハインドであり、そこでサイドバックを交替させなきゃイカンというのはまぁアレだよなぁ。
試合の方はマルセイユがようやくアディショナルタイムに追いついてドロー。しかしマルセイユにとってはメス相手にホームでドローというのは、いただけない結果。
酒井宏樹は終盤にカウンターを食らって追加失点か、、、というシーンでも身体を張って失点を阻止したり、右サイドをオーバーラップしての折り返しが何本かあったが、チームにとって効果的な働きができたかと言えば、そこは評価の分かれるところだろう。
ちなみに現地「レキップ」紙の採点はマルセイユの選手全員極めて低調。長友に対する採点はこりゃまた痺れるレベル。酒井だけは、その追加失点を防いだことや随所で身体を張って奮闘したことを評価したのか、及第点が付けられているようだが。
このエントリーのタイトル(マルセイユの両サイドバックが日本人。)も、今回が「続」だが、いつまで「続」が増えていきますかね。。。
あんまり増えないかも。。。
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