4-3-3のインサイドハーフのプレーとしては、だいぶ問題が多いんじゃないか…
2020.10.08
インターナショナルマッチ・ウイークに入る直前のブンデスリーガ、堂安のビーレフェルトはアウェイで大迫のブレーメンと対戦。堂安はこの試合でも4-3-3のインサイドハーフでプレー。
前半はブレーメンのパフォーマンスが上回り、先制ゴールもモノにしたんだが、堂安は途中までほとんどボールに触れずボールも回って来ず、ブレーメンの選手の後ろやボールの後を追いかけてるシーンが目につく内容。
初戦なんかはもっとボールが来てたけどな。。。
あと、4-3-3のインサイドハーフがこういうポジショニングやスペース意識じゃ、こりゃダメなんじゃないか。
後半に入ると、堂安は右サイドに張り付いた位置を取る。これがベンチの指示だったのかどうかはわからない。
ま、そこでボールを受けて悪くはない(かといって素晴らしいとは思えない)クロスをファーへ入れたりしたが、最大の好機は60分近くだったろうか、ブレーメンのビルドアップも相手陣内で潰してショートカウンター、中央やや左の味方からペナルティエリア右の堂安にパスが通り、シュートチャンスだったが左足でのシュートのために持ち替えた分、相手ディフェンダー2枚にコースを消しに来られてしまい、ブロックされてしまう。そこでそりゃ遅いよ。
その後は右サイド近くの味方から、右サイドを駆け上がる右サイドバックと堂安がクロスする感じになって堂安にボールが渡ったんだが、相手ディフェンダーに素早く寄せられて自軍ゴール方向に身体を向けてバックパス、、、これが相手に渡ってしまってピンチに。その後も同じようなシーンがもう1つあり、自軍エリア内でプレスバックして来て、自軍ゴールに向かった状態で相手のパスをワンタッチでバックパスしたが、これまたヒヤッとするシーンになったり。
試合終盤近くになると、フィニッシュを狙いたい気持ちの表れだろうが、3トップのさらに右に高く張る感じに位置取りしてたり。。。それでもほとんどボールに触る機会はなかったんだが、堂安は相当自由を認めてもらっているのかもしれないが、このプレー内容ではいつまでも自由を認めてもらえはしないだろう。
4-3-3のインサイドハーフには本格的に取り組み始めたところ…というような擁護もあるかもしれないが、そういう部分を差し引いたとしても、あまりに中盤のプレーとしては(攻守両面において)あまりに基本的なことが備わっていない感。
そういうのって、日本ではアタッカーないしは攻撃的中盤としてもてはやされた選手が海外で基本や基礎が備わってないって感じになった例が過去に幾つもあるが、それと根幹的には変わってないんじゃないか???
で、この試合は前半にあげたゴールをブレーメンが守り切ってタイムアップ。ビーレフェルトは終盤にゴールかと思われた惜しいシーンが幾つかあったが、それらに堂安は関与しておらず、ビハインドに状況なのに90分を迎える直前で交替。
堂安がビーレフェルトのスタメンのファーストチョイスにならない日も、決して遠くないような危惧をいだきますねぇ。
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