本邦初、A代表とU-24代表の対戦。

もちろん興味深く拝見したんだが、スタメン発表に対してすぐにワクワクしないスタメン…などといったコメントを幾つも耳にしたが、ウン、そうとも言えるかな、、、U-24の方ね。
オーバーエイジの3人も起用しないし、これじゃ当落線上のテストメンバーじゃんか、、、という意見もわかりはする。だから2日後(明日ね)福岡で正味のテストマッチがあり、メインはそっちだから仕方ないだろう。
また、U-24の方は集まってまだ数日しかトレーニングをしておらず、(今回の)A代表の方は1週間ほど前から集まっているわけで、そこら辺の差も如実に表れざるをえないと思う。
とはいえ、U-24の方のどうやって点を奪うんだろう…の部分は、ちょっと問題なんじゃないか。

本来ならば(前述の理屈で行くならば)スタメンから外れるはずの久保建英をスタメン起用していたのは、やっぱりTV中継やスポンサーへの配慮か。。。
だが、その久保も動き回って攻撃の起点となろうとするんだが、あれでは上手く回らないだろう。攻撃を組み立てることも、フィニッシュまで持ち込むこともできないだろう。
まず中盤の構成力が無い。3月のアルゼンチン戦では板倉と田中碧の中盤が良いパフォーマンスでチームを牽引したが、この日は板倉は起用されたものの、もう1枚の中山がどうも、、、中山はコーチングスタッフのお気に入りのようだが(A代表にも呼ばれて左サイドバックで起用されたり…)どうにも以前から疑問。
後半、田中碧を入れたが、それでも特に改善は見られず、終盤に(オーバーエイジからただ1人だけ)遠藤航を入れると、これが見違えるように生き生きしてきたのは、実にわかりやすかった。
遠藤航自身がボールにさわって試合を作るというだけでなく、存在自体が効果をもたらしており、はぁ…こんなに存在感というもので違いが出るものなんだ、、、と納得した次第。

ま、それを目の当たりにしたことはよいんだが、オーバーエイジの3人とも後ろの方の選手たちで、攻撃(フィニッシュ)の面で不安は膨らむばかり。
前田大然のスピードは中央でも左サイドでも威力を発揮するとは思うが、いかんせんフィニッシュ能力に課題があるし。
田川については、前半の決定的なチャンスにマウス内にフィニッシュをおさめられず、幾ら前からのプレスだのチェイシングだので有効だとしても、そういうのはもっと下の世代で持ち上げればよい部分であり、いかんせんフィニッシュをして(決めて)くれないことにはね、、、というところ。
林は今シーズンのJリーグで好調で、この試合でも途中出場で雰囲気を感じさせたが、明日のガーナU-24とのテストマッチでプレーするであろう上田綺世が、どれくらいの可能性を感じさせてくれるか。
しかし、フィニッシャーがホントに足らんすね。
これなら堂安もできるだけ前で起用して、(最終ラインをずっと3バックでやって来たのに、もう完全に4バックにしてしまったようだが)4バックだからといって4-2-3-1のフォーメーションにこだわらず、なんなら4-3-3とかも考えてみたらどうなんだろう。
中盤をアンカー+前(インサイドハーフ)2枚という形を特にイメージしているわけではない。選手の顔ぶれ、選手層も含め、アンカーを置いた逆三角形がよいのか(←アンカーの脇を使われるリスクが生じるので)よく練る必要はある。
要は、フィニッシュに持ち込める回数とか可能性が貧弱なので、そういう発想も出てくるわけで。

なお、この試合のスコアや内容については、まぁどうでもイイでしょう。

ちなみにTBSの公式サイトの番組公式ページでのマルチカメラストリーミング配信(実はYouTubeでの配信だった…)は、キックオフからわずか5分ほどで止まってしまいましたね。そのまま復旧しないで前半を終えてしまい、後半頭から再開されておりました。
んで、一夜明けて、そのマルチカメラストリーミング配信(だったはず)の映像はもう見られない、、、と。ライブ配信が不調だったんだから、オンデマンドで見られるようにすりゃイイのにな。
あ、追記しておくと、マルチカメラストリーミング配信の3台のカメラの中で、戦術カメラと称していたゴール裏上層からのカメラがパンが下手くそで、これなら固定でタクティクス映像にしてもらった方がマシだったんじゃないか。

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