「なでしこ」…とうとうファイナルへ進出してしまった!!

ファイナリスト!!だよ。大会前から危惧を表明してばかりで申し訳ありませんでした。セミファイナルのスウェーデン戦は一番いい戦いだったんではないだろうか。

先制されても全く動じず…あっさり追いついて、後半一気に逆転。特に後半は余裕の試合運びにテクニックを見せつける展開。こりゃ凄いわ。土下座してお詫びします。
フジTVが急遽地上波でライブ中継なんていう浮かれた(?)フラグを立てるんで心配してたんだが、全く関係なかったね。もちろんNHK-BSを見ましたが。
スウェーデンはなぁ…中2日ということもあったのかもしれないが、試合終了後のスウェーデン選手たちの茫然とした姿が印象的だった。

FIFAの世界大会でのファイナリストといえば、1999年のU-20ワールドユース(ナイジェリア開催。現在のU-20ワールドカップ)だな。小野伸二に高原、小笠原、稲本、本山…あの時のファイナルはスペインに完敗してしまったが、FIFAの世界大会で日本が台頭することに抵抗感があり気なレフェリングもあった。まだそういう時代でもあった。あの時もフジTVが深夜過ぎに急遽ライブ中継して、視聴率12%超という高視聴率だったんだよな。
あ、2001年のコンフェデレーションズカップ(日韓開催)もあるが、あれは「コンフェデ」なんでね、世界大会というより国際大会だな。あと、2010年のU-17女子ワールドカップ(トリニダード・トバコ大会)だな。

セミファイナルのもう1試合のアメリカVSフランスを見ていたが(3-1でアメリカの勝ち)アメリカは確かに強いしパワーもスピードもあるし走力があるんで間違いなく強敵だが、フランスの速いパス回しにかなり追い込まれていたというか防戦させられていたんだよな。もっとも、一発でゴールを奪ってしまう威力はあるわけだが。だからアメリカにしてもドイツにしても、これまでのトップが女子フットボールにおけるモダン化の波に、もちろん対策の研究もしているだろうが、それでもやはりそれに十分には抗しきれないところが、少なくとも今大会では出てきているのではないだろうか…そんなことも感じながら見てた。そういう意味からも、大会前のアメリカ遠征で0-2で2連敗しているけれどもファイナルでの激突が楽しみだ。
あと、フランスと日本の試合を見てみたいね。

いずれにしも、「なでしこ」のパフォーマンスにドイツの観客も随所に「オォ~」って声が上がる…どのスタジアムも(自国チームが敗退してしまったのになおさら)ギッシリ埋まっているのも、本当にドイツはホスト国として素晴らしい。
日本サッカー協会は、大会が終了したら選手たちに十分に報いてあげてくださいよ。全世界で見られているフットボールで、震災後の日本チームが奮闘している姿は何物にも代えがたい諸外国へのアピールになっていることだろうし…そういうこと、わかってる?? 政府関係の人。

ところで、女子フットボールのロンドン・オリンピックのアジア予選が9月から(中国でのセントラル方式)始まるのだが、出場枠がわずか「2」で、実は今大会前からそっちがずっと気にかかっている私であった。ワールドカップとは全然違うからね。それに、ワールドカップの方が権威が上なのだが日本ではオリンピックでやかましいし、オリンピック出場枠は各地域に「均等」に「2枠」を割り当てているだけなんでね。
ま、そういうこともあるので「ワールドカップ」という今大会で世間の注目が集まることは重要だった。「ワールドカップ」というタームのなお一層の浸透になるし、もはや日本ではこんなにごく短期間で「ワールドカップ」というタームがよく浸透したと思うよ。

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