アメリカにおけるフットボール(サッカー)について。

女子ワールドカップのファイナルで日本とアメリカが対戦することになって、いわゆるTVのワイドショー番組あたりで普段はそういうことに気づきもしない人たちが、アメリカってサッカーどうなんだろうね、、、などと言ってたりする。

そんな時、周囲の出演者やTVアナウンサーもなあ~んにも知らんので、話がそこで終わってしまうのだが…もうちょっと調べてから出てこいや~と思う次第。
女子ではアメリカがトップなのはご存じのとおり。FIFAランキングでも1位だし、2位のドイツ(ワールドカップ2連覇中だった)やスウェーデン(ランキング5位)あたりがずっとトップを争ってきた。ランキング3位のブラジルは、比較的最近台頭してきたところだろう。
女子はわかったんで男子はマイナーなんだろ、って思っている向きが少なくないのだが(アメリカではサッカーは女、子どものスポーツと考えられてる、っていまだに強弁する人が日本でも少なくない)アメリカはいわゆる「4大スポーツ」なるものが(そのうちの1つはもうかなり衰退に向かっているとのことだが)ビジネス構造を確立させているのでなかなか食い込めないでいるが、ところが全世界でサッカーの競技人口が最も多い国は実はアメリカなのだ。そしてアメリカのサッカー人口は、日本人の中にはいまだにメジャースポーツと錯覚(??)している人がいたりする「ベースボール」の全世界競技人口よりも多いときてる。知ってた??
ま、アメリカって、自分がトップに立てないとメジャー扱いしないから、そういうのも阻害(阻止)要因として立ち塞がっているとも言えるだろう。男子のアメリカだって全然弱くないけどね。日本代表がアメリカ代表と5回なり10回なり対戦して、勝ち越せないだろうな。それにアメリカ人選手からすれば、アメリカ国内(MLS)でプレーする必要もないわけだ。英語圏の国は多いし、ヨーロッパでプレーすればいいわけで…オーストラリアと同じ。オーストラリアだって国内リーグはどうっちゅうことはないが、代表チームはヨーロッパでプレーする選手ばっかりだし。

さて、女子ワールドカップ・ファイナルの日本VSアメリカだが、アメリカはどう出てくるだろう。日本の速いパスワークに対して、ドイツのように自らプレスをかけていくのか(それで逆にドイツは動き疲れた??)それともスウェーデンのように引き気味に守備ブロックを敷くことに重きを置くのか…そういう戦術的な方向よりも自分たちのパワーとスピードとアスリート的走力・スタミナを前面に押し出して圧倒してこようとするのか。

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