3バックにフォーメーション変更したデュッセルドルフと田中碧。

先週末のブンデスリーガ2部だが、デュッセルドルフはアウェイで現在2位のダルムシュタットと対戦。この試合、デュッセルドルフは最終ラインを3バックに、中盤は両ウイングバックにセンター3枚、2トップというフォーメーション。中盤センターはアンカーを置いて、その前に2枚という形に見えた。
田中碧はアンカーの前、最近言うところのインサイドハーフがスタートポジションに見えたが、頻繁にアンカーの位置に入ったり、そのあたりは臨機応変、、、という感じか。
デュッセルドルフは好調のダルムシュタットとのアウェイで戦ながら、前半に2ゴール奪い、後半にも追加点を奪って、ダルムシュタットの反撃を終了間際のPKのみに押さえて快勝。
田中碧はアディショナルタイムまでプレー。

ぶっちゃけ、キックオフ直後の田中碧のプレーはボールのおさめが安定せず、味方へのパスも意思疎通ができてない感じで正直よくはなかった。だが、15分過ぎの先制点ではラストパスの1つ前のプレーに関与して、それがゴールに繋がったことからか、その後はパスのさばきもシンプルに、ボールを持ち上がるシーンも何度か見られるようにもなり、試合の流れの中でスムーズなプレーになって行ったように見えた。
先制ゴールのシーンは、右ウイングバックが中央寄りの田中碧に横パス、、、ややためて、再び右へ、、、出した瞬間右サイドへ動き直し、、、田中碧が動いたスペースに後方から味方が顔を出して右からボールを付ける、、、そのまま前進してゴール前で横パスからフィニッシュ、、、という流れ。
なんか、パスを出して動く…という田中碧のプレーがようやく(…というと大袈裟だろうが)味方に連動した印象。
後半の3ゴールめも、田中碧が相手ゴール前へ持ち上がってからの展開からのフィニッシュ。
まだまだ本領発揮とは行かないだろうが、悪くないパフォーマンスではなかったか。

しかしデュッセルドルフ、アウェイで前半2点のアヘッドとなると、明確に後半は5バックにして入るって、ま、海外のチームにはママあることだが、実にわかりやすい(笑)

とはいえデュッセルドルフ自体、何年も前に原口と宇佐美が居た頃はもっとフットボールしてたと思うんだが、なんかね。
この試合は上位相手にアウェイで快勝したが、1部昇格圏内ははるか先の状況。
板倉のシャルケもいつの間にか中位に下がってきているし、両クラブとも来シーズンの1部昇格は難しいか。。。
板倉は保有権がマンチェスター・シティだが、田中碧は川崎フロンターレからの(買い取りオプション付き)レンタルで、デュッセルドルフが昇格を逃した場合に1部のクラブから声がかかる感じは…現時点ではあまり可能性は高くないかもしれないかなぁ。

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