三笘の年内最終戦はスコアレスドロー。

日本時間昨日未明に行われたユニオン・サンジロワーズの年内最終戦は、ホームでのゲント戦。
映像を通しても十分感じられる寒そうなコンディションで、観客席も実に寒々、それ故か、ピッチ上の選手たちのパフォーマンスも寒々、、、といった感が満載で、キックオフから4分のサンジロワーズの決定機(ショートカウンターから2トップでのスルーパス、ゴールキーパーと1対1…三笘も左にフリーだったんだが)がゴールポストに嫌われてから、既にその段階でスコアレスの気配(苦笑)
相手のゲントとはフォーメーション的にミラーゲームの体になっており、三笘には相手の右ウイングバックが、三笘にボールが入ると常に必ず前を塞いでいる状況。なおかつ、3バック右の選手までがカバーに来る厳戒態勢(笑)

そうこうしていると、味方の中盤センターの選手が(業を煮やして??)三笘のポジションに入ってきたり、ややカオスな状態もあったり。
それでも前半終了間際には相手ウイングバックを見事に突破し、カバーに来たセンターバックを振り切って、お馴染みのゴールラインすれすれからの折り返しを入れたが、ゴールにつながらず。
序盤、左サイドから中央の味方につけようとしたボールが、危うく相手にカットされそうになったヒヤッとした場面があったが(ボールを受けた味方が素早く上手く相手のボールスチールを交わしてくれた…)守備では逆サイドから中央へのクロスに合わされそうになったシーンで、絞って来てヘッドで跳ね返すプレーもあった。
後半は活発性が減退したか、、、それはサンジロワーズのチーム全体がそのような感じもあったし、相手のゲントの方が活発に果敢に前に出てきたように見えたし、それもあってサンジロワーズの重心がやや低くなった(攻撃に厚みを出そうとしているのは見えたが)感じもあったか。。。
いつものような鋭さが見られなかった(脅威度が低かった)三笘は、82分あたりで交替。
ま、三笘については今年は元日(天皇杯ファイナル)からずっとプレーしており(前シーズンからのオフも短かったし)夏にはオリンピックもあったし、疲労蓄積もあるだろう。2週間ほど空くので、コンディションを整えて欲しいね。

サンジロワーズは、2位のクラブ・ブリュージュに7ポイント差をつけて首位キープで年越し。
ベルギーリーグはレギュラーシーズンの後に上位リーグ戦があるので、レギュラーシーズンの順位がそのまま最終順位になるわけではないが、折角なんだから優勝へ向かってひた走って欲しいもの。
三笘もサンジロワーズのフォーメーションにおいて2トップの一角をやらせてもらってもイイように思うが、いかんせん、これまでの2トップが変わらず好調なものでね。。。ま、冬の移籍ウインドウで何か起こるかもしれないが。

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