チャンピオンズリーグ、フランクフルトは困った時の3バック中央に長谷部。鎌田はMOM。

※本日19:00よりYouTube(「JFA TV」)でフットサルの日本VSブラジル(@松江)のライブ配信。(第2戦は18日の日曜日13:00@豊田)
https://www.youtube.com/watch?v=GyFJ9ZfthrY

マルセイユVSフランクフルト。フランクフルトは4バックから3バックへのフォーメーション変更を示唆していたが、そのとおりに長谷部が3バックの中央に入って昨シーズンまででお馴染みの3-4-2-1の形。
もうここ何年もこうで(笑)4バックを指向して長谷部の出場機会が無くなるんだが、必ず(絶対…笑)3バックに変更するんだよな、フランクフルトって。そして長谷部がその中央に入る。
もっとも、3-4-2-1というより5バックで、中盤センターに2枚、前線は1トップ・2シャドーなのかもしれないが、ほぼ3トップ、、、という感じ。鎌田は中盤センターに。
ゲッツエも居たんだが、何処に居るのかよくわからんかったね…笑
ゲッツエにはこの前線の形は不慣れだろうなぁ。左サイドでのプレーをやらされるなんてな。

試合の方は前半終了間際に右から中央に差し込んだボールが相手ディフェンダーに当たって(処理し損ねて)ちょうどラストパスの形になり、これを沈めてアウェイのフランクフルト先制。
後半、ホームのマルセイユが攻勢に出るが後半途中からフランクフルトは5-4-1のような感じでブロックを形成し、カウンターで何度も惜しい得点チャンスを迎える、、、が追加点は奪えず。
特に鎌田はハーフウェイラインから味方のスルーパスに飛び出し、長いドリブリングからゴールキーパーとの1対1を制してフィニッシュする素晴らしいゴール…と思われたが、どうやら飛び出しがわずかにオフサイドだったらしく残念。
その後も「10番」のプレーを何度も見せ、決勝ゴールを決めた選手ではなく鎌田がこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに。
長谷部は実戦プレー機会が少ない中いきなりのスタメンにもかかわらず、実に安定したパフォーマンス。特に前半は長いフィードを前線の味方にビュンビュン通し、なんだか昨シーズンのパフォーマンスよりイイんじゃないと思わせるレベル。そしてフルタイムのプレー。
フランクフルトのグラスナー監督が試合後に最高級の讃辞を表明。「選手としても人間としても常に頼りになる存在」だそうだ。
それなら毎シーズン序盤に長谷部を使わず4バックを指向する考えを改めたらどうか…と思う向きもおられるだろうが、まぁ長谷部の年齢を考えれば、そういう指向をするのは当然ちゃぁ当然。

しかし長谷部の38歳にもなってのこの活躍ぶりは、日本でもっと取り上げられるべきなんだがな。
ドイツの「キッカー」紙は「長谷部現象」と表現して賞賛したそうだ。

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