イラン、苦労しながら相手のレッドカードに乗じて勝点3獲得。
2022.11.26
昨夜は豊田スタジアムで名古屋グランパスVSローマが行われてたんだが、DAZNの配信を視聴した人はどれくらい居るだろう。
私、はウェールズVSイランと丸かぶりではあったがチラチラ見てはおりましたが、、、ま、なんちゅうか…スコアレスドローでした(笑)豊田スタジアムに足を運んだ観客はグレートだな。(しかし何も金曜日の夜に行わなくてもイイようなものだが…ワールドカップとモロ被りだし…))
チラチラ見ていて一番気になったのは前半にグランパスが右サイドで作れていたシーンで、右ワイドでボールを受けた選手が何らチャレンジもイマジネーションも働かせること無く(?)オートマチックのように安直な横パスを味方に渡したシーン。。。
若い選手が、新進気鋭であるはずの選手が、そういうプレーかよ…とガックシ来ましたね。誰とは書かないけどね。
さて、昨日のワールドカップからはウェールズVSイラン。
イランはFIFAランキングでずっとアジアトップのランクをキープしているが、何がそんなにポイント稼いでいるのか不明ではある。ワールドカップで決勝トーナメントへ進んだことも無いし、アジアカップで優勝したわけでもないのにな。
だが中東にあってもサウジアラビアやカタールとは明らかに体格、身体が異なるイランは、実はヨーロッパ諸国に抗するにアジアの中で最も(そういう部分での)ポテンシャルを持っていると言えなくもない。
かつてジーコ氏が、私の記憶が間違っていなければ日本代表監督を退任した後くらいだったと思うが、ワールドカップでアジアの国が優勝することがあるとしたらどの国が可能性あるか…といったような質問に対してイランと答えていたはず。
日本を率いてワールドカップに臨んだ直ぐ後に、明け透けにそう答えちゃうんかい…とはと思ったが、賛成ではあったな。
そして今大会のイラン、初戦でイングランドに大量失点してしまい、このウェールズ戦はどうしても勝点3ポイント奪わなくてはならないところ。ウェールズはそれが十二分に可能な相手だ。
初戦ではスタメンを外れていたアズムンをスタメン起用し、タレミとの2トップでゴールを目指すが、アズムンはコンディションが良くない印象。
前半にウェールズの中盤での横パスをまんまとカットしてからのショートカウンターで、こりゃ決めただろう…と思ったら、ゴール前で余計なパスしちゃって決められず。
後半にもロングフィードからアズムンが抜け出しで今度は決めただろう、、、と思いきや、右ポストをモロに直撃。それを拾って右からカットインして左足で放った巻くシュートも今度は左ポストをモロに直撃。そのこぼれをアズムンが押し込もうとしたが、相手ゴールキーパーのド正面に行ってしまうという。。。
こりゃスコアレスか…という気配濃厚になってきた最終盤、イランのロングフィードをクリアしようと前に出て来たウェールズのゴールキーパー、ヘネシーがイランの選手へ飛び蹴りのような形になってしまい、レフェリーはイエロー提示だったが(あれはイエローじゃなくてレッドだろう…)VAR介入でオンフィールド・レビューを経て一発レッドに。
10人になったウェールズのゴールを目指すイランだが、とにかく攻撃が雑、パスも雑、、、シュートも打つんだが遠い距離から強引に打ってばっかり。。。
焦る気持ちはわかるが、こんなんじゃダメダメ…と言っていたら、長いアディショナルタイムも残り僅かとなったところでナンと、、、20メートル以上の距離から打ったシュートが右ポスト足元に突き刺さるスーパーショットとなって、遂にイラン先制。
さらにその後、ドローに持ち込むべく可能性を信じて前がかりになったウェールズに対して追加点を奪って2-0でタイムアップ。グルーブステージ突破に望みをつないだ。
まぁね、ウェールズ如きには勝たないとな。
そして次戦はイランとアメリカの激突だ。。。
この試合の後に行われたカタールVSセネガルは、普通にセネガルがいいペースで試合を運んでいたが決められず、カタールの最終ラインの少年サッカーみたいなクリアミスをフィニッシュして、前半終了間際にようやく先制。
後半立ち上がりにもコーナーキックから素晴らしいアクロバチックなヘッドで追加点を奪い、そのまま楽勝かと思いきやカタールも1ゴール返し、だがセネガルはさらに追加点を奪って勝利。
カタールは2010年の南アフリカに続いて、開催国のグループステージということになった。
まぁこれだけ御愛顧してもね、、、アジアの国が低調な戦績でイイのかという向きもあるかもしれないが、今回のような形で開催地が決まることを回避できればイイんじゃないの。
もっとも2002年大会の日本も、一つ間違ったらこうなりかねなかったんだけどな。
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