アジア年間最優秀選手賞ノミネート。

昨夜のドイツ・ブンデスリーガ、フォルクスブルクは交替枠を使い切ってからゴールキーパーが退場になってしまい、長谷部が急遽ゴールキーパーを務めておりましたな。1対1とされて1失点してしまったが、何本かのロングキック、ロングフィードは良かったぞ…クロスに飛び出してキャッチもしてたし、お疲れさん、だ。

ちょっと日にちが経ってしまったが、AFC(アジア・サッカー連盟)が2011年のAFC最優秀選手(アジア年間最優秀選手賞)の候補を発表していたが、これは表彰式に出席しないと(いくらインターナショナルに活躍してようと)受賞させてやんない!!!! という、そういうシロモノ。そうなったのは2005年からだけどね。だから必然的にヨーロッパなどでプレーしている選手はノミネートすらされないのだが、今回は日本人選手では本田圭佑と乾貴士の2人がノミネートされているようで。ところがおかしいのは、AFCの公式Webサイトでは "Keisuke Honda and Takashi Inui’s performance in the AFC Asian Cup earlier this year put them in contention for the prestigious honour." と堂々と(ページup後、既に4~5日経過しているのに)記載されており、今年1月のアジアカップでのパフォーマンスによって2人がノミネートされていることになっているけど、本田圭佑はアジアカップのMVPに選ばれているけど、、、あの~乾は出場してないんですが…日本のメディアは乾のノミネートについては「ACLで(アジア・チャンピオンズリーグ)セレッソ大阪を初の決勝トーナメント進出に導いた」と「意訳」してあげてますがね。だからヘンなんだよ。
これまでで一番ヘンだったのは、確か2008年だったと思うが、この年はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)でぶっちぎりでガンバ大阪が優勝し、その中心に遠藤保仁がいて、しかもこの年の遠藤はベストと思われるパフォーマンスを見せており、普通に遠藤の受賞が確実視されていたのに(当然Jリーグ開催中にもかかわらず、確かオーストラリアだったかな?? 授賞式出席のためにわざわざ遠路はるばる出かけたのに)先日の日本とのワールドカップ・アジア3次予選で先制ゴールを決めたウズベキスタンのジャバロフに土壇場で差し替えになったという経緯。噂では、遠藤に決まっていたのにそれが事前にメディアに漏れたのを当時のAFC会長が激怒したからとか、ジェバロフがヨーロッパ移籍(スポンサー付き移籍)するための土産(箔づけ)に利用されたとか、そんなキナ臭い話だったな。その穴埋めなのか、その翌年(2009年)遠藤はそんなに良いパフォーマンスではなかったのにようやく受賞させてもらえた。2年も続けて授賞式のために海外遠征(?)という、たいへん御苦労なことになった次第。
遠藤保仁よりも前には、1993年の三浦知良、1995年の井原正巳、1997年と1998年(2年連続受賞)の中田英寿、2002年の小野伸二が受賞しております。

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