J1昇格の"門番"?? 愛媛FC

かつては(今もか??)JFLからJ2へ上がるチームにとって"門番"はHonda FC(本田技研)だったが、今やJ1昇格をめざすチームにとっての"門番"は愛媛FC?? 2戦続けて、昇格争い真っただ中の2チームにドローで足を引っ張る活躍ぶり。

先週はアウェイの徳島ヴォルティスとの「四国ダービー」で、終了間際に(0-2から)ドローに持ち込む。昨日は、ホームでサガン鳥栖を常にリードし2-2のドロー。徳島ヴォルティスとサガン鳥栖にとっては、勝点2ポイントを積み上げ損ねる結果となった。
先週の徳島ヴォルティス戦では、大木(1995年のU-20ワールドユース代表)と齋藤学(横浜F・マリノスからレンタル移籍中)の2人を軸になかなかイマジネーション溢れる攻撃を見せたが、その前がかりを突かれて徳島ヴォルティスに2ゴールを奪われる。でもどちちらかというと、ホームの徳島ヴォルティスの方が受け身になっていた風なアグレッシブさで。でもってロスタイムに、まさかの2連続ゴールでドローに追いついてしまった。
昨日のホームでのサガン鳥栖戦は、大木と齋藤が目立つというよりも、先週と随分違ってみえる全員攻撃が冴え、1-1からの2点めのゴールは素晴らしかったと思う。中盤やや深いところから、オーバーラップした右サイドバックの関根へ通し、関根は相対した相手ディフェンダーにアーリークロスを入れるようなフリをしながら一転、中央の東浩史へ…東浩史はペナルティエリア内の内田健太(サンフレッチェ広島からレンタル移籍中)とのワンツーを狙う…内田健太も技術の高いところを見せて浮き玉でドンピシャのリターン、東浩史は相手ディフェンダーに囲まれながらも綺麗にピタリとコントロールしてズドン。大木も齋藤も福田健二(1997年のU-20ワールドユース代表、元U-22日本代表)も絡まない、鮮やかな追加点。
その後、サガン鳥栖の豊田にさすがのクロスへの入り方と、さすがのヘッドと、そのこぼれ球をすかさず蹴り込んだプレーに同点に追いつかれたが、非常に面白いフットボールを見せてもらった。

サガン鳥栖は2試合続けてのドローで、3位の徳島ヴォルティス、4位のコンサドーレ札幌(徳島ヴォルティスとコンサドーレ札幌は同勝点)との勝点差が「3」と詰まった。再来週(ラストマッチの1つ前)には、徳島ヴォルティスVSサガン鳥栖の直接対決がある。これは大一番になる。得失点差では、サガン鳥栖がその両チームを大きくリードしているが、残り3試合どうなるやら。

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