ドイツのクラブ同士のファイナルとなったわけだが。

チャンピオンズリーグは、バイエルン・ミュンヘンとドルトムントの対戦となった。バイエルンにとっては、昨年のファイナルに進出して、しかも一発勝負で行われる会場がホームスタジアムだったのに優勝を逃してしまい(ホームスタジアムでファイナルが開催される状況で、きちんとファイナルまで進出するだけで凄い底力だと思うが)その雪辱戦となるか。

日本時間今朝行われたバルセロナVSバイエルン・ミュンヘンの2ndレグは、スコア以上の内容でバイエルンが圧勝。2試合でバルサにゴールを割らせなかった。スペインのもう1つの雄であるレアル・マドリッドはドルトムントを追い上げたが及ばずで、これでドイツの復権だの何だのという向きが結構あるんだが、そういう早計な話がお好きですな。現在のコンディション、チームとしてもピーク、選手(年齢)構成等々の複合的・多様性ある要因でもってこの結果となっているわけで、事はそう単純ではない。私はドイツのフットボールがスペインのフットボールを凌駕したとも思わないし、いまだにスペインの方が上だとも思わないし、そもそもクラブチームの対戦でどっちの国のフットボールが上だの下だのはないだろ。多国籍軍なんだし。ま、バルサもレアルも、スター選手揃いで勤続疲労的なものはあるだようよ。そういうのも含めて、コンディションだとか状況だと言っているわけで。
ま、日本のフットボールフリークの中には、スペインのフットボール(というか、ほとんどバルサとレアルなんだろうが)が好きな方々も多く、彼らの中にはショックを受けたり感じている方もおられるようだが。その気持ちはわかるけど、そんなにスペイン・フットボールがいいですか?? 私にはそっちの方がいまひとつわからんのだが。結構おられますよね、日本に…スペインびいきの方々。
某一般紙では、ドルトムントがレアルを振り切ってファイナル進出を決めた試合について、ドルトムントが耐え続けた…みたいな見出しを付けていた。確かに序盤からレアルがフルアクセルでゴールに襲いかかって来た…そりゃそうだろう、3点奪わないといけないんだから。3点奪えば、アウェイゴールを1つ取っているんでひっくり返せるんだから。そりゃ来るだろうよ。そんなん、ドルトムントだっけ重二分に折り込み済みだし。昨年、(ドイツ・チャンピオンとして)チャンピオンズリーグを経験しているのが大きい。試合展開を見ても、ドルトムントがタイトロープに90分を凌いだとは私は思えない。もちろん、危ないシーンは幾つもあったが、その都度、ディフェンダーのブロックやレアルの選手の(力入り過ぎの)シュートミスや、シュートが正面に行ったり…そういうのに救われたけれども、ドルトムントだって大きなゴールチャンスが幾つもあった。ゴールマウスをこじ開けられたのも、もう最終盤。ドルトムントの選手たちが、試合はコントロールしていた…と試合後にコメントしていたが、それは強がりではなかろう、、、私もそう思うね。だから、どういう目線と解釈で試合を見てんの?? っていうこと。何か、固定観念、固定的理解・視野でしか捉えてませんか??? お仕事、なのに。ちょっともう何かと古い。

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