U-19日本代表監督のコメントを読むと、選手の問題ということなのか??

2010.10.12

2大会連続してU-20ワールドカップ出場を逃したU-19日本代表。伝えられる監督のコメントを読む限りでは、何か選手たちの技術・クオリティが原因と言っているように私には受け取れるのだが。

いわく、「結果を出せなかったのはわたしの責任だと思います」「選手は十分戦ってくれた」「日本はもっとテクニックをつけて、プレッシャーの中でも正確にやれるようにするという課題をクリアするためにやっていく必要がある」…このようなコメントだとか。
責任はそうだよね、やはり監督にあるでしょう。しかし「…だと思います」なんて言わないで欲しいけれども。本当に責任を感じているわけじゃないじゃないか、って突っ込まれてますよ。
プレッシャーの中でも技術が乱れない、というのは確かに課題です。付け加えると、荒れたピッチでも、ということも。しかしそれは課題なのだが、それなら他の選手選考があったのじゃないか、っていうのが大方の違和感、異論なわけで。どうしてこのメンバーだったのか。そして、その課題が露呈することが予見されていなかったのですか??? さらに、その課題がある中でも、あのような戦術、戦いぶりを（あえて）とったのは何故ですか??? 他にも戦いようはあっただろうに。少なくともU-20ワールドカップ出場権のかかった試合だけでも。選手たちには自分たちの課題を体感する場として、このアジアU-19選手権という場を与えたのだろうか、、、教育者!!として。
確かに年代的に様々に環境の異なる選手を寄せ集めてチームをつくっていかなくてはならないとは言え、十分な時間もかけてこんなチームしか作れないのか、という不満がある。とにかく全く納得できない。日本サッカー協会は何をやっているのか。同時期に全日本ユース選手権も開催するなど、もうちょっと日程調整の仕方はないのか。先月は国体もあった。ま、全日本ユース選手権の時期がズレていたとしても、そこに出場している選手たちからどれだけ選出したのか全く予測もつかないけれどね。

ちなみに開催国の中国も、U-20ワールドカップ出場権獲得を逃したようだ。開催国で世界大会の出場権を逃したというのは、過去U-16日本代表もあったね（しかもグループリーグで敗退）、、、その時の監督が、今大会のU-19日本代表チームの監督なのだが。そして今大会のU-19日本代表チームのヘッドコーチは、前回出場権を逃したU-19日本代表の監督。

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