まだ「代役」とかいう表現を使うか。
2014.03.04
長谷部がケガで離脱している明日のテストマッチだが、長谷部の「代役」は山口蛍なんだそうだ。この「代役」という言葉、旧メディアは好きだねぇ。いつまで使うんだろうな。
代役っていうのは根本的に間違いですよ。長谷部と山口蛍の例で言っても、それぞれがピッチでプレーした時には違ったものになる。同じフォーメーションでも。同じシステムでも。それがフットボールなんであって、旧メディアはそんなんだから、いつまで経ってもフットボールがわかってないって言ってんだけど。あと、もっと言えば、山口蛍はもはや代役なんかじゃない。昨年11月のヨーロッパ遠征の試合を見てないのか?? もう取って替わる存在であるし、4年前と全く同じ中盤セントラルの組み合せて本大会を迎える方がどうかしている。そんなんでうまく行った例は、過去の歴史でもほとんどないだろう。顔ぶれも変わらなきゃ、進化しなきゃ、新しい選手が出て来なきゃ、、、そうじゃないと激しく厳しいフットボールの国際競争の中では抗していけない。
ま、一般人の方々の中には、長谷部がケガしたなんてタイヘン…キャンプテンじゃないですか…とかいう反応をする方もおられたりしたが、だから学校の部活じゃないんで。なんかねぇ、こういうところも、まだまだだなぁと思うわけですよ。
先週末のJリーグ開幕戦では、具体的には名前を出さないけれども、ニューカマーのいいプレー、チームを救うプレーが見られたシーンが幾つかあって。そうじゃないとダメだし、それが普通なんだが、彼らも継続的にそういうパフォーマンスが出せるかどうかが重要。すぐに対策をとられるし、日本人プレーヤーに不足しているのはそういう継続性だと思うわけで。でも何人かインプットされたんで、注目して見て行きますよ。
チーム戦術もそう。私が見た試合の1つでは、某チームは相手がボールポゼッションして攻撃を組み立ててくると4-4の2ラインのブロックを敷いて対応し、攻撃に入ると、4-1-4-1のような形でアタックを仕掛けていたようで、このアタックはなかなか強力であったんだが(多くの人がそう思ったようだが、でも15分か20分くらいしか続かない風にも見えたが…)2セントラル(2ボランチ)の1枚が前へ出て行って、もう1枚がアンカーのように残っていたが、このバランスもいつまで安定的に機能するか。コンディションや相手とのせめぎ合いの中で今後どう通用して行くか、、、また、アンカーの1枚も本来は攻撃的な選手なので守備で機能するのかどうか、、、こちらもちょっと注目して見て行こうかと。
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