グループリーグ最終戦は同時刻キックオフ。
2014.06.24
日本時間昨夜と今朝で、グループAとBの最終戦が終わり。私が一番楽しみにしていたのは、クロアチアVSメキシコ。見所満載の試合だったと思う。こういう試合ができるようになってから、優勝云々だとか口にしないとな。
クロアチアはこの試合に勝つしかないんで序盤から攻勢をしかけるが、メキシコはきっちり対応して自分たちの攻撃を仕掛ける。後半残り20分を切ってから両チーム合わせて4ゴールが生まれた。メキシコは守備でも1対1の対応がどの選手もできる。日本では「個か組織か」みたいな言い方が相変わらず多いが「個も組織も」なんであって、個では1対1で仕掛けられないとか、攻撃面で語られることがほとんどだが、攻撃面はある程度どうかなりそうなところも出てきている中で、もっと関心もたないといけないのは守備対応の個人戦術や個人スキルなんじゃないのか。例えばメキシコについては、体格や身長が日本人と同じくらいということで、以前から比較や目標の対象として扱われるが、技術・テクニックではそん色ないと思うけれども、それを試合の中で普通に発揮するにはまだ日本選手は至ってないし、攻撃のアイディアは日本選手はかなりあるものの、前述のとおり守備面での個人戦術ではまだまだ及ばない感がある。それと、体格が似てるったって、身体の使い方や身のこなしなどについて、もっと日本人らしい特性を生かして研究すべきではないのか。メキシコ人は柔らかいと思うよ。日本人は堅い。柔軟運動をすればペタっとできるかもしれないが、そういう柔らかさとは違う。
話がそれるが、アメリカVSガーナの試合を見ていて、ガーナやコロンビアの選手たちがゴール後のパフォーマンスで摩訶不思議な踊りを踊っていたが、あれだって何気な動きの中で、ちょうど丹田あたりかな(腰じゃないあ)クイクイって動かしてんだけど、ああいうのね。ああいうのが日本人には無い。よく「リズム」ということが言われるが、リズムだけじゃないんだよ。身体の使い方(使え方、動かせ方)とか柔らかさなんだけどな。
あと、クロアチアも非常にいいチームで、日本もクロアチア当たりと定期戦でもやって勝ち越すくらいにならないと。そういう点でもアジアのどっかと定期戦なんてやらないで、クロアチアくらいのクラスと定期戦やった方がいい。もっと上のクラスだと、真面目にやってくれないだろ。
日本時間明日の早朝はコロンビア戦だが、まだ蒸し暑い気候の開催地に前日移動っすか。涼しいキャンプ地を選んで、湿度の高い試合地へ前日移動って、準備の仕方も悪いんじゃないかね。キャンプ地は日本サッカー協会の大スポンサーの工場がある地で、そういうのも(←決してポジティブな意味ではない部分のことを言ってます)作用しているんだろうが、日本サッカー協会はそういうのが多過ぎるよ。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1483
トラックバック