理想のアンカー像??
2014.10.08
某メディアの記事によると、日本代表のアギーレ監督が求める理想の「アンカー像」なるものは、いいボールを出せて長いボールを蹴れて空中戦で強いこと…最終ラインまで下がって5バックの形をつくれること」だとか。おいおい、それって別に(最終ラインの間に入って5バックを形成する点はさておき)アギーレ氏の「アンカー像」とかじゃなく、普通じゃないのか。
いわゆる中盤(セントラルミッドフィルダー)なら普通の要件でしょ。別にアンカーじゃなくても。最終ラインの間に入ることだって中盤底の選手なら、チーム戦術上よくあること。そういうのが今まで話題に乗せられてこなかった日本の風土というか文化というか、メディアの方がどうかしてんじゃないか。遅れてますよ。何周も周回遅れですよ。この記事だって、おそらく、「アンカー」という役割(ポジション、と聞いたかもな…)が話題になっていますが監督の求める理想のアンカー像を聞かせてください、、、とか聞いたんだろ。なんかなぁ。。。
あと、何もアギーレ監督になってからのことでなく、監督が替わると毎度のことなんだが、合宿の時の(例えば食事に)遅刻がどうのこうのとか、生活規律に関することとか、そういう類の話を拾って、性格も選手選考にチェック…とか、和を重んじる…とか、なんか学校の部活のような話のネタを(しかも、どの監督になっても大体似たような話やネタだ、、、いかにも目新しいことのように文字にしているが、、、)一生懸命記事にする風潮がいまだに強いのも、なんかへん、古いよ。もっとフットボールの中身のことを追究してくれませんかね、メディア関係者。話や感覚や感性や発想や思考がヌルいよ。学級会かホームルームの感想文みたいだぞ。
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