全グループ同じ勝点分散…

アジアカップは昨日でグループステージを終了しベスト8が出揃ったが、4グループ全て、グループ1位「9ポイント」、2位「6ポイント」、3位「3ポイント」、最下位「0ポイント」という…これは一体なんなのよ。ここまで引き分けが1試合も無いというのはちょっと話題になってるが、それもナンだが、それよりもこの勝点分散の方が私には謎というか理解不能。

結局、アジアって何なんっすかね。昨日の日本とヨルダンの試合も、ヨルダンがグループステージ突破を残す中で非常に熱のある戦いを挑んできたが、それに技術とかが追いついていないから危険なファウルが実に多い。レフェリーを務めたイルマトフ氏も苦労しておったように見えるし、前半と後半でレフェリング基準が少し変わったように見えたのも、試合をコントロールすることがたいへんだったことの表れの一端ではないかと。しかし副審(ラインズマン)の判定には謎が多いな。昨日も日本は2ゴールが認められなかったし。
日本のパフォーマンスに対して、ヨルダンのウィルキンス監督が、イングランドのプレミアでアシスタント・ヘッドコーチを務めた人間らしいが、素晴らしいチームに敗れた…と日本を称賛しつつ、両チームの力には大きな開きがあった…それこそ我々のめざさなければならないもの、いつか日本の選手たちのようになりたい、彼らを倒すためには非常に非常に良いチームでなければならない…などとコメントしているようで、さすが元イングランド代表選手。
興味深いのは、今大会に関するコメントの中で、日本と並んでウズベキスタンのことにも触れているらしいこと。なるほど、日本以外ではウズベキスタンが目に入りましたか。要は、どの2国だけが他の国とは違うということですね。じゃ、ウズベキスタンとファイナルで対戦できるといいですね。ちなみに、3月のテストマッチ2戦について、3月27日は大分でチュニジアと対戦だが、もう1試合の3月31日の東京(味の素スタジアム)はウズベキスタンとの対戦になってる。ウズベキスタンかよ~とは正直思うけどね。

昨日のヨルダン戦については、前半に先制して後半に追加点という、形の上ではよい結果だったが、この相手なんだから追加点はもっと早く奪えないといけないのは当然のこと。相手は勝つしかなくて前へ出て来るんだから、人数をかけないで3~4人で1点ぶんどって見せなきゃな。それくらいのことができないと、、、疲れるばっかしですよ。2点めは、 1トップに入れた武藤が左サイドを突破して、ワンステップで速いグラウンダーのクロスを入れたのがゴールに繋がったが、あそこで一旦走りを止めながらも、あれだけ速いクロスを出せる武藤はイイじゃないか。また、1トップはこうじゃないきゃ。試合終盤なんだし、ワイドに突破をしかねないとね。その後も、本田に預けないで武藤を走らせろ、って場面があったが、ステレオタイプに決まった選手に預けるんじゃなくて、ああいう時間帯、シチュエーションなんだから、どんどん武藤を走らせればいいんじゃないのか。そういうあたりが、まだ日本人っぽい風情というか習慣だな。
ただ、「グループD」で日程消化が一番遅く、しかも全て移動を伴うスケジュールの中、グループリーグ最終戦まで全く同じメンバーで戦ったことがどう影響するか。次のクオーターファイナルは中2日という、非常に難しい試合になる。
そもそも今大会、グループステージでも同じスタジアムに留まって戦う国あったり、次のラウンドでの対戦に関わる可能性のある国の審判団がレフェリングしたり…それはアジアサッカー連盟の差配なわけだが、どうも…アジアだなぁ、、、ということがいろいろある。昔ならいざ知らず、2015年になってもこんなんでイイんっすかね。こんなアジアで戦ってちゃ…と、またまた思うよね。

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