この程度の相手にいったい何をやってんのか。

昨夜の東アジアカップ初戦。ただ、エクスキューズではなく、選手たちの日程は酷過ぎる。この季節に、水曜日にもJリーグを戦って、すぐ集合して中国入りしている。こんな日程を強いているのは誰だよ。2ステージ制にして(試合数の多い)チャンピオンシップにして、過密日程を強いてるのは誰だよ、ってこと。そもそも、アジアカップがワールドカップ翌年開催に移行(2007年大会から)して、アジアカップと東アジアカップが同年に行われるのは今回が初めてで、そんなことは昨年からわかってたことだろ。メチャクチャじゃないか。昨日のJ3は、JリーグU-22選抜に錚々たる顔ぶれが集まったがスコアレスドローで、それに対してどっかの誰かが、オリンピックがかかっているという気迫を感じられない…とか、まぁ軽いなぁ、、、自分たちの施策のことは鑑みずにどういう感覚で言っちゃってんのか。

で、試合の方だが、普通に3-0で勝つ相手でしょ。試合開始直後に遠藤航の見事なクロスを武藤雄樹がダイレクトで合わせた先制は素晴らしく、実力の差は明白なのに、ところがその後のゴールチャンスに決められない。特に誰とか誰とかは書かないが、前線の普通に技術的にスキル的に劣る選手のプレーには正直辟易。余計な切り返し、ダイレクトでショットすればいいだろうっていう所でのヘタクソなトラップ、、、とにかく前半で、悪くても2ゴールを奪っておかなければならない試合。後半に疲労と暑さで動けなくなることはわかってんだ。前半途中から既にそうだったが…
ハリルホジッチ監督がアンカーに入れた選手も、ポジショニングができてないんで効果無し、存在感無し。ハリルホジッチも、各選手の技術やプレーを見てきてこれくらいはやるだろう…って思ってたのがこんな具合で、なんでこうなるのか??って感じじゃないのかね。ある意味、不思議で仕方がないんじゃないか。クラブでプレーしている位置とは違う位置でプレーさせても、そこでのプレー経験はあまりなくても、国際的には普通に備わってるリテラシーみたいなものが不足(欠如)してんでね、根本的に日本選手には。そこはなかなか外国人監督・コーチングスタッフには予測できないことに、同情はします。
それにしてもサイドチェンジをしないチームだな、日本チーム。
それと、この大会、Jリーグでプレーしてる選手(いわゆる国内組とメディアが称する選手たち)で構成していることは、普段ぼぉ~っと見てる一般大衆だって知ってるわけ。もうそれは当然に。そんな中でこれじゃ、自分たちの価値、Jリーグの価値を下げてしまう愚行だと思わんかね。それでもって再び目線が戻るのは、選手たちにこんな日程を強いているJリーグ側の問題。某メディアは、条件は他国も同じ…とか書いてるが、どこが同じかよ。昨夜の相手は1ヶ月間の準備をし、国内リーグのある他の2ヶ国はリーグ戦は1週間前に中断している。こんな程度のメディアにも辟易。

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