屋根は観客席上部のみの方針…某国営放送。
2015.08.12
新国立競技場だが、某国営放送が屋根は観客席上部のみの方針…と報じている模様。
開閉式は止めるのはわかるんだが、観客席上部のみの屋根というのがどういうのをイメージしているのか全くわからんのだが、例えば横浜国際総合競技場は2002年ワールドカップのファイナルのスタジアムで、もちろん屋根付きだが、その屋根が短くて、屋根付きと言うには微妙なのは周知のこと。それも(竣工は1998年だから)15年以上も前から。そういう教訓や前例や知見を踏まえずにモノを考えたり、こうして報じたりするのも、一体どんなもんかね。報じ方からして、どういう風な観客席上部を覆う屋根なんか、わからんっすよ。横酷と同じような体裁だったら大笑いだし、思いっきし白けるんだが。
ラグビー関係者が、、、サッカーとラグビーのフットボール専用スタジアムを造るべき…それが世界の流れ…首都圏に球技の専用スタジアムがないのはおかしい…陸上との併用はスペックが違うので2つを追い求めるとよいものにはならない…と主張(提言)したそうだが、これは実にもっともな発想、発言。それでも政府方面では相変わらず、サッカー、ラグビー、陸上競技の国際基準を満たし(「原則」スポーツの使用に限定する)…などと、まぁ、カッコ内部分はどうでもいいんだが、そんなことを言ってるらしいし、こりゃ予想どおり、すっごく中途半端なものしかできそうもないな。先日も書いたように、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの開会式/閉会式はマラカナンですよ。陸上競技場じゃないっすよ。陸上競技をやるスタジアムは、無駄にキャパがデカイのが首都圏に既に幾つも(2つも)あるじゃないか。それも比較的新しくきれいなスタジアムが。
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