香川のフィニッシュと武藤のフィニッシュ。

先週末のブンデスリーガでは、ドルトムントはミッドウイークにヨーロッパリーグがあったために中2日で、全体的に動きが重かった感じだが、今シーズン昇格してきた相手に後半一気に勝負を決めた試合。香川もいいゴールを決めて、身体のキレとゴール感覚が戻ってきたと皆さん評価してますが、確かにそうかと。

右からのグラウンダーのボールをペナリティエリアに入った所で受け、左足トラップから右で打つ風から左へ切り返して、左足インステップでフィニッシュ。弾道コロコロじゃんかと言う向きもあるかもしれないが、綺麗なインステップキックで、余計な力みもなく、ゴールキーパーの逆を突いた見事なショット。確かにペナリティエリア内でのクールさ、切り返し、身体全体に力みのないショットと、今シーズンのパフォーマンスに期待がもてる。あと、この試合でも左足でのクロスがあったが、クロスは以前ドルトムントでプレーしてた時よりも確かに上手くなってるわな(っていうか、以前はクロスはあんまり記憶になかった感がある)…イングランド仕込みか(笑)

マインツの武藤は初スタメン起用だったんだが、2度の決定機を決められず。1つめは、ゴール右でやや角度がない位置からのショットだったが、ややインに当たってしまって(日本人によくある形)ゴール左に外してしまった。それよりも断然2つめだな。後方からのフィードに完全に抜け出して独走、ゴールキーパーと1対1の場面、1タッチめでスピードを落としてしまい…味方の上がりを気にしたか?? そんなことをしてると、相手ディフェンダーが戻って来るわけで、プレッシャーを感じたか、慌ててシュートした風だが、それをまたゴールマウスを外してしまうというか、打ち上げてしまってゴールポストのはるか上という。ありゃダメだろう。千載一遇のチャンスを、ここで初ゴールを捻じ込むぞって感じじゃないと。サポーターにも味方選手にも、ぶっちゃけ印象がよくないだろう。場数も少ないし経験不足なのはわかってるが、それでも海外へ出てこれでは相当に先が思いやられる、、、っていうか、もはや、なんとか化けてくれ(確変してくれ)って言うしかないなぁ。

ところで、某民放の某番組(番組内のスポーツコーナー)をたまたま見ていたら、そういう武藤のシーンは映像で流さず…なんか、いかにもよさ気なプレーの映像だけ流してホルホル系の煽りか??? フットボールだけでなく、バレーボールとか、他の競技についても同様。こういう方針ってのは、メディアじゃないしスポーツニュースでもないな。なんか、ますますそういう国になって行ってないか。
そうそう、某フジテレビ、ある情報トピック(フットボールの話ではない)の中で、普通にベガルタ仙台って言やぁいいものを、仙台のJリーグチームとか言いやがった。ナレーション原稿を読んでただけのシーンだったので、しっかり原稿にそう書いてんだろ。なんだよ、それ。Jリーグは、こういうことにしっかりクレーム(ないしは指導)しないと。全国的にはベガルタ仙台って言ってもわからないだろう…とか、そういう話でも、そういう次元でもない。ちょっと許容できない。

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