Jリーグ現監督の現役時代…特集の「日本代表スペシャルアーカイブ」

スカパーの「日本代表スペシャルアーカイブ」は、今月下旬開幕のJリーグに引っ掛けて、Jリーグ現監督の現役時代の試合特集だそうだ。昨日は、1995年8月6日の京都・西京極でのコスタリカ戦。この試合についてはどう考えても名波浩氏の初キャップ(代表デビュー戦)初ゴールがフォーカスされるわけだが、コメンテーターに呼ばれた林健太郎氏も初キャップだったとのことで、興味深い話が盛りだくさん。

試合内容の方は、ぶっちゃけ、コスタリカもナンなパフォーマンスで、日本代表の方も、新しい選手と「ドーハ世代」の選手との融合を図ってるようなタイミングで、正直あまり見るべきところは多くないかもしれない。特に後半に入るとコスタリカがユルユルで、強化試合になったとはちょっと言い難いんじゃないか。見どころは、名波氏のプレーと、山口素弘氏のプレーくらいか。あと森島寛晃氏のプレーが随所アクセントを付けてくれている。実況の下田恒幸氏が林氏とともに盛り上がっていたのが、三浦和良がキレッキレという点だが、確かにキレてはいるけれども、でもチームのエースなんだからこれくらいやるだろうよ…とも思いつつ。チームとしてはまだまだ全然って感じ。この試合に続いて、東京・国立でブラジルと対戦して大量失点を食らわされたが、さもありなん…といったところ。
自分の記憶イメージと違ってたのが、この試合の日本代表チームは3バックだったこと。3バックで、アンカーを置き(もちろん左右のウイングバックもいて)その前に2枚が並んでいて、さらに2トップと。前に厚みがある感じなんだが、逆に前が渋滞っぽくなってた感もあったり、相手のコスタリカのディフェンス網も(無理せず??)引いちゃってるんで、さほど攻撃で見るべきシーンも多くなく…という感じ。名波はやや降りてきてビルドアップに参加するが、この頃はまだ2列めがプレーエリア。さらに1列下がるのは、この後、前園真聖がオリンピックが終わって加わってきてからになる。当時の加茂監督は、もうこの時点でそれを念頭に置いていたんだろうと思う。ただま、山口に名波に林に森島に、さらには柳本や相馬といった新しい顔ぶれと、三浦カズ、柱谷、井原(後半から入って来た福田氏とか)といった「ドーハ組み」を組み合わせた試合で、いろいろと新鮮ではありましたね。

で、この後「Jリーグ現監督の現役時代」特集として、どんな試合をオンエアしてくれるんですかね。もうちょっと、そういうアナウンスが欲しい。

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