Jリーグのクラブのキャプテンの年齢が非常に高い。

昨夜の金曜日夜は、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)日程の関係で、FC東京とガンバ大阪の今節の試合を開催。ガンバ大阪の吹田スタジアムは2万人を超える観客動員で、もちろん新スタジアム効果であろうが、交通アクセスの悪い万博記念公園まで(しかも、モノレールの最寄り駅からこれかまた結構歩かされる)よく集めたんじゃないか。

その試合、試合後のインタビューで、インタビュアーを務めたピッチサイド・レポーター…「ナイター」と言いやがった。そういう妙な日本語(和製英語)使うの止めてくれ。そもそも、フットボールにその言葉は適当でない。こういう部分にも、悪い風習というか慣習を何気に踏襲してしまってる姿がある。特に、フットボールの仕事してんだから自覚を持てよ。

ベテランを軽視する気はさらさらにないが、30歳代の後半になっていまだにチームの大黒柱、、、どころか、不在だとチームが機能しない的な選手がJリーグには結構(私からすると「非常に」という形容になるが…)多く、他の選手は何をやってんだ…とも思うが、一方で実にグレイトなことで称賛すべきことだろう。同時に、そういう年代(年齢)の彼らがキャプテンを務めているケースも非常に多い。それについては、正直どうかな、、、と私は思う。キャプテンはもっと若い世代の選手が務めていいんじゃないか。
ま、日本人は「キャプテン」が好きだから。「キャプテン」が、、、というより、「キャプテン」なるもの自体が偉大だと思ってたりするからな。昨年暮れに、Jリーグアウォーズの「MVP」の選定について、某(辛口)フットボール評論家が、日本人は「キャプテン」が好きだから…などと、その選定結果に異論を唱えていたが、その異論内容に同調する気は無いが、確かに間違いなく、日本人は「キャプテン」が好きだ。キャプテンという響きが意味も無く好きだというか、やたらキャプテンを過大評価するというか、キャプテンという響きでもって選手を過大に見てしまうというか、そういうところがある。国際的には、プレイヤーとしていかに偉大でいまだにチームに不可欠な(スタメン、フル出場してもらわないと困るような)選手であっても、そんな年齢だったらキャプテンを押し付けないで、若い選手にキャプテンをやらせるよね。負担を軽減しようという部分であったり、次の世代にチームの柱なり土台を委ねようとする部分であったり、大雑把にはそういう感じだろうが、そういうのを私もかれこれ40年とか見て来ているので、大ベテランがキャプテンマークを付けている情景が多い日本のJリーグには、以前からかなり違和感があるのは正直なところではある。

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