柿谷のヒールより永井のゴルに田中順也のゴル。

今日はJ3開幕で、J3降格した大分トリニータがホームに長野パルセイロを迎えた試合をスカパーで拝見したが、試合前の選手入場時に、ゴール裏に巨大なフラッグが4つも現れた映像にちょっとジーンと来た。ユース出身の選手たちの奮闘も見られ、J2復帰もイージーではなかろうが、頑張って欲しいと思う。

J3でも大分スタジアムで試合を行うっていうのには、ちょっと驚いたけど。一応J3リーグ最多観客動員と、Jリーグから正式にリリースがあったが。
一方で長野パルセイロは、J2昇格にちょっと苦労しそうな気配。

昨日の試合で、セレッソ大阪に復帰した柿谷が、ゴールを背にしてクロスをトラップして、そのままの態勢で左足ヒールでゴールを奪ったシーンが話題になってるが(…それほどでもないか??)私はそれよりも、名古屋グランパスの永井謙佑が久しぶりに見せた(←久しぶりのような気がする…)ゴールマウスを横にドリブリングしながらのゴールとか、柏レイソルに復帰した田中順也がペナリティエリア内でクロスを胸トラップから叩き込んだゴールの方がしびれるな。
永井謙佑のああいうショットは、ナショナルチームでも必要。シュートのコントロールがよければ、永井のスピードがあれば決められるだろ。力む必要もないんだ。
田中順也のゴールは、あれこそストライカーのプレーの真髄。子どもの頃からああいうシュットにシビれたものだが、実は自分自身は決めたことが無い(笑) 今にして思えば胸トラップしても、どうしても持ち出してしまってたように思う。そんなことはさておき、日本人選手では、ああいう胸トラップ→ボレーというゴールは少ない。田中順也はポルトガル仕込みと言ってよいのかどうかわからんが(もちろん普通にはやってたと思うが)試合の中でああいうゴールを決められる、打てるフォワードが居なきゃ、ですよ。

ちなみに柿谷のヒールでのゴールだが、浮き玉のクロスを右足でトラップして、その次に右足内側(かかと近く??)→左かかと…と、いわゆるダブルタッチしておりますな。だからあんなにボールが浮いたのか。それはそれで、実に天才肌のプレーですな。

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