U-23の選手も確かにJリーグでたくましくなってると思うぞ。

明後日は、オリンピック代表の国内最後のテストマッチが松本で行われる。オーバーエイジはまだ呼ばれてないので、U-23の選手でのテストマッチとなる。
U-23代表については、あれこれ言われてきたが、U-23アジアカップで優勝して、その後ケガの選手が続出したものの、Jリーグの戦いの中で確かにたくましくなっている選手が居る。

例えば、ファジアーノ岡山の矢島。浦和レッズからのレンタルだが、今年は背番号10を付け、特に先々週、ホームに松本山雅を迎えた豪雨の中での一戦のパフォーマンスは素晴らしかった。昨日のアウェイでのカマタマーレ讃岐戦では、省エネというわけではなかろうが、省エネ(←まだ言ってる。笑)のプレーながら随所に風格あるプレーを見せていたように、私には見えた。
あるいは、川崎フロンターレの大島。中盤の守備で、かなり成長しているのが見て取れる。1人での競り合いもそうだが、一昨日の試合では、もう1人のボランチと挟み込んでボールを奪取したシーンなど、率直に言って感心した。まだフィニッシュで、なんでそこでトラップするかなぁ…というシーンもあったりしたが。
…ということで、喜ばしいことではあるんだが、Jリーグが(では)云々と言う向きには、そういうところもちゃんと見て欲しいものだ。ただ、日本人選手のアンダー世代での成長角度というか成長曲線というか、それは他国の選手と比べて明らかに遅いのは遅いよね。私的な感覚では、2年から3年遅い(遅れてる)という気がする。もちろん、ここで終わりではないし、だから日本人選手はダメと言ってるのではない。日本人選手は晩成型というか。
これについては要因を幾つかに絞ることは到底できず、日本人の元々の身体的成長や特性や、精神面や、環境や文化まで、様々に諸々絡み合った複合的、総合的なものと言うしかないのだが。

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