日本国内より海外の方がJリーグの価値をわかってんじゃないか…放映権料に想う。
2016.07.20
今日発表されましたな。昨日のJリーグ理事会の後では、発表までもうちょっと時間がかかるというコメントだったが…日経新聞(日本経済新聞)の一面トップだったもんな…旧世代一般人にもインパクトがあったろう。
10年間の大型契約で、放映権料(放映権収入)も現行の約7倍にもなる(日経新聞)という報道もある。しかもJ3まで含んだ契約。(これまでJ1/J2とは別扱いのような感じだった)J3の全試合も見られることになる。
で、この契約はネット配信の契約。地上波TV、BS、そしてスカパーのCS(ここではJ SPORTSなども含めて)はどうなるのか、非常に大きな関心をもつ。地上波とBSはこれまでと変わりないようだが、特にスカパーだな。まあ、スカパー・オン・デマンドは無くなるだろうが、今日夕方に仕事のMTGの中の会話でも、スカパー・オン・デマンドの評判はちょっとよくなかったけどね…
ちなみにスカパーで放送が継続しても、PCをはじめとするデジタルデバイス経由でTVモニターに繋いで視聴すればよいわけで、そっちの方が今のスカパー中継映像より絶対鮮明だろうけどね。
それと、中継自体はJリーグが行い、なのでライツはJリーグがもつというのも大きな意味がある。試合中継でなくとも、地上波のスポーツニュース等でのこれまで以上の露出が期待され求められる。地方ローカル局(地上波TV)での放送も、敷居が低くなることも期待される。また、全試合(これまでのように一部の試合ではなく)全世界への配信になるんで、是非とも映像コンテンツとして、よいものにして欲しい。それは絶対に。
このエントリーのタイトル(日本国内より海外の方がJリーグの価値をわかってんじゃないか…)だが、本当にそう思いますね。これも日本らしい、というべきか。もちろん好ましいことであるわけがない。海外の方がJリーグの価値をわかってんじゃないか…という点も含め、この大きなエポックを社会的、経済的、文化的に、広め、周知させ、深め、日本のスポーツ文化に少なからぬ変化や変容が起きることを願いたい。フットボールがグローバルな、ワールドワイドな競技だからこそ、こういう日本の歴史的に前代未聞の大型契約が実現したことも。Jリーグとして、そこまでもが大きな役目でしょ。
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