今年のゴールデンウイークのJ1日程、なかなかよく考えてるんじゃないか…

昨日5月3日にルヴァンカップを行い、今日はACL出場チーム同士の浦和レッズVS鹿島アントラーズを行い、明日はACL出場チームの川崎フロンターレとガンバ大阪が、3日にルヴァンカップの試合がなかった2チーム(アルビレックス新潟、清水エスパルス)と試合を行う、、、そしてゴールデンウイーク残り2日で今節のJ1の全試合を消化すると。
一斉開催にはならないが、今日、明日にも試合を実施することで世間の目を引くこともできるだろう。

さて、今日行われた浦和レッズVS鹿島アントラーズだが、一見(スコアも1-0だし)地味だったかもしれないが、なかなか見どころの多い内容だったかと。アントラーズのボールを奪いに行くタイミングの選手同士の共通理解、イメージ共有と、ワァ~っと行くアクションは素晴らしいな。ここまでできるんだから、代表チームでもこれをベースにすればイイんじゃないかとか、考えないんですかね。
レッズの方は、今シーズンはコンビネーションと流動性がさらにワンランク上がった印象があったんだが、ちょっとこの試合では、アントラーズに対処されてしまったか。レッズのコンビネーションは前線がキモ(前線こそ)のように思われ、この試合を見ていても中盤の構成力がもうひとつ必要なんじゃないか…などと思いつつ観戦。とはいえ、レッズのベンチワークも手をこまねいていたわけではなく、後半途中に駒井を中盤センターに入れ、関根と駒井で右サイド(アンドラーズの左サイド)を攻略しよう(駒井は中盤センターから右アウトサイドに出て行かせる)という戦術をとってきた。これも見ものであったが、逆に左サイドをあまり使わなくなったり(左サイドからの惜しいチャンスもあったが)ピッチの幅を使わなくなったり、興梠が度々降りてきて組み立てに関わろうとしていたことからも、アントラーズの守備に対する中盤の構成力がさらにもう一段必要なんじゃないかと、、、そんな印象をもちましたね。で、アントラーズのベンチワークも、永木をすかさず投入して、そのレッズの仕掛けを封じこめてきたと。

まぁなんにしても、そういう少し深いところまで見たり伝えたり考えたりするようになるとよいと思うんですがね、、、日本のスポーツメディア。昨日のルヴァンカップの試合終了後に(ゴール裏のサポーターの前で)FC東京の久保建英に群がる凄い数のメディアの光景を見ると、なんだかなぁ~と。。。取材してやってる…取り上げてやってる…スターにしてやろうって言ってんじゃないか…的なたたずまいを感じますなぁ。久保が取材に応じないとかの(数日前のことだが)ネガ記事を掲載したり。こんな程度じゃ、スポーツメディアの進化とか成熟とか、土台ムリかもね。

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