あまりに過酷な環境、、、勝点1ポイントしか積めず。

昨夜のワールドカップ最終予選、イランのテヘランで行われたイラク戦は、気温37度で標高1500メートルという、あまりに過酷な環境。このような環境で試合を(それも公式戦を)実施すべきではないんじゃないか。。。勝点1ポイント積み上げにとどまったことを良しとはできないが(失点シーンがあまりにナンだったし…)ましてや早い時間帯にまんまと先制ゴールをゲットした試合だけに、この環境下でこの結果はやむをえない…とも、思わないがね。

キックオフ1時間弱前にスタメンの顔ぶれが入って来て、遠藤航に井手口の名前があったんで、どういうフォーメーションと配置で臨むのか、ちょっとワクワクはした。結局、4-3-3といっても中盤底に2枚(遠藤航と井手口)というべきか、4-2-3-1というべきか、2列めの中央には原口を置き、本田圭佑を右に、これまで右ウイングに配置していた久保裕也を左に置いたフォーメーション・システムであったと。それって、前日に某メディア(のみ)が報じていた形じゃなかったか。。。
本田を前に置いてフィニッシュを期待するのはわかるが、それによって久保を左に置いて原口を「トップ下」にスライドさせたのが適切だったのかどうか、その辺はいろいろ意見があるところだろう。久保の存在感がほとんどなかったのは、そのことも関係があったのか、コンディションが回復してなかったのか。
原口の「トップ下」については、ある時は大迫と2トップのような位置になったり、もちろんプレスバックもし、攻撃時には大迫の近くまで上がる動きは(ドリブリングでの持ち上がりも)私は「トップ下」として香川にも無いよい点だったと思うが。ただ、ミドルシュートなど、やや距離のある位置からのシュートがなかったり(イングランド・プレミアリーグへの移籍が進んでいるようだが、プレミアに行くならロングレンジでのショットが不可欠だろう…)スルーパスのスキルや技術が、角度やタイミングはよいんだが、そのボールの質が全然だったり、そういうことはありましたが。

失点シーンだが、吉田麻也がイングランドでプレーしてるんで、あちらのメディアでも酷評されているが、あのシーン、、、バイタルでドリブリングされてオイオイと思ったけれども、防いだと思ったんだよな、、、そしたら、吉田麻也は相手を背負ってブロックし川島の出足を期待し、川島はクリアをコーチングしたそうで、いずれにしても(その直前に吉田麻也は相手に引っ掛けられてバランスを崩しかけたとはいえ…)まずは、コーナーに逃げるんであれ、クリアだろうなぁ。あのシーンくらいだけ、だろ。実にもったいない。

選手起用(スタメン)にいろいろ異議や疑問が出ているが、なぜに今野をスタメンさせなかったのか…という意見があるが、それくらいまだコンディションができてなかったんだろ。そりゃそうだよ、3月のワールドカップ最終予選(のUAE戦)で骨折を負って、ごくごく最近戻って来たばっかりなんだから。そういう選手をセレクトして召集し(UAE戦の時のようなパフォーマンスに)期待をかける方がどうかしてる。選手交替も、ケガで2枚の交替カードを使わざるをえなかったのは実にイタいが、ケガで動けなくなっている選手じゃない選手に交替カードを使ったり、なので交替枠を使い切ってしまって、動けない選手が出てもそのままプレーさせざるをえなかったり、そもそもコンディショニングがよかったとは全然思えず、チームマネジメントに大いに疑問の残る試合だった。
やっぱり、ヨーロッパでプレーする選手たちに、シーズンが終わったところなのにハードトレーニングをやらせたんじゃないか??

しかし、この試合をこの時刻(現地時間16:55)にキックオフする必要があったのかどうか。この最終予選の別組のカタールと韓国の一戦(カタールのホーム戦)は現地22:00(日本時間28:00=3:00AM)に実施しているし。。。またTV放送の関係だろうが、それが選手の低パフォーマンス、コンディション不良、ケガや体調不良に多少なりとも影響を及ぼしたとしたら、考え直さなきゃならないことだろう、やっぱり。。。

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