岡崎、シュツットガルトでヨーロッパリーグに出場。

既に報じられているとおり、国際移籍証明書が発行されずシュツットガルトで試合に出られなかった岡崎が、ヨーロッパリーグのアウェイでのベンフィカ・リスボン戦にスタメン出場しフルタイムプレーした。

久しぶりの実戦で試合勘も鈍っていたと思うが、悪くなかったんじゃないだろうか。惜しかったのは前半15分あたりのドリブリングからのシュート。相手ディフェンダーの包囲網を単独ドリブルで突破を仕掛け惜しいシュートだったんだが、ゴールキーパーのファインセーブだったと思うが、決まらないにしてももうちょっと厳しいシュートコースが欲しい。とにかくシュートチャンスに決めてしまわないと、いくらいい動きや鋭いパフォーマンスや運動量を発揮しても難しい状況に陥ってしまう。

出場したとは言え、清水エスパルスとシュツットガルトとの問題が解決したわけではない。FIFAの裁定で、選手の出場機会の保全が図られたということで。
清水エスパルスとシュツットガルトの間の問題については、その後も幾つか情報が伝わってきているが、何が事実でどういう経緯なのか不確かなところで適当なことを言うわけにはいかないから控えるけれども、関連して少し思うのは、昨夜のTBSの「スパサカ」などでもレギュラーの小倉隆史氏が、Jリーグの契約が1月31日までなんで、、、今後Jリーグで(今回のようなケースへの対応を)考えないといけない、、、などと大声で力説していたが、それは誤解を生じる発言ではないか。確かにJリーグの各クラブと選手との契約期間は1月31日であることが多い(ほとんどそう??)ようだが、それはJリーグが定めているわけではない。各クラブの問題。そして今回のような海外移籍におけるトラブルも、もちろんJリーグとしても考えることではあるが、まず必要なのは各クラブのビジョンとスタンスと対応策ではないのか。何でもかんでも「Jリーグが…」という言い方は、世間に誤解を招くので注意した方がよいと思う。

今日は鹿島アントラーズと水戸ホーリーホックのプレシーズンマッチをスカパーで見たが、アントラーズは選手層といい選手のクオリティといい、いや~非常に高いね。レンタルから戻ってきた田代や増田もいるし、大迫もいるし、本田拓也も入ったし。ただ、選手の粒がどれも充実しているからと言って、逆に揃い過ぎていて戦績にストレートにつながらないということもあるから。
アントラーズは今年は4-2-3-1のフォーメーション・システムに取り組んでいるようなことを聞いていたのだが、今日見た感じではこれまでと変わらず2トップで4-4-2だったように思う。
私が気に入っているのは遠藤康で、今日は60分過ぎからの途中出場だった。遠藤康では、昨年のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で韓国でのアウェイの試合(昨年3月)で興奮の逆転勝ちをおさめた試合が印象深い。途中出場で逆転勝ちに大きく貢献したのが遠藤康で、決勝ゴルも遠藤康だった。もっと出場機会が増えれば、以前フル代表のプレイメーカーである遠藤保仁の後継者は誰かというエントリーで何人か名前をあげたが、実は密かに遠藤康も候補だと私は思ってるんだが。

書き忘れていたのだが、先週のサガン鳥栖VS浦和レッズのプレシーズンマッチを見ていたら、実況アナウンサーが鳥栖のストライカーの豊田陽平について述べている中で、昨年のJ2得点ランキングで日本人で3位(徳島ヴォルティスの津田、アビスパ福岡の永里の次)という内容のことを言っていたが、あれれ~とたまげてしまった。昨年のJ2得点王はヴァンフォーレ甲府のハーフナー・マイクなんだが、彼は?? 日本代表にもセレクトされる可能性があるんだけどね。まさかそのことを知らなかった?? それともカタカナ名だから除外したんですか、アナウンサーさん。
http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j2&t=score&s=38&y=2010 (Jリーグ公式サイト「2010リーグ ディビジョン2 得点順位表」

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