敗退が決まったが、もう少し見たいと思わせたコスタリカのブラジル戦での奮闘。
2018.06.23
昨夜日本時間21:00キックオフのブラジルVSコスタリカはテレビ朝日での放送。キックオフは21:00なのに20:00から番組を開始して、くだらないバラエティで1時間も浪費。スポンサー収入を稼ぎたいのがアリアリで、番組の視聴率が伸びなくてもおかまいなし、、、かよ。試合終了後もダラダラで、先日のフジテレビより(あちらは一応別番組だったので)より程度が低い。
試合の方は、コスタリカの奮闘で90分間スコアレスだったが目の離せない試合となり、大いに楽しませていただいた。ブラジルも初戦がドローだっただけに、この試合はどうしても勝点3ポイントが必要。コスタリカも初戦が敗戦だっただけに、この試合はどうしても勝点1でも欲しい試合。
コスタリカはベタ引きではなく、5-4-1の守備を敷いて、ブラジルの攻撃を積極的なディフェンスで度々遮断。ブラジル相手でもまったく臆することなくパスを繋ぎ、攻撃でも序盤は特に右サイドからの突破が何度かあり、惜しいチャンスもあっただけに、あそこで1点でも捻じ込んでいれば、、、といったところか。ただ前半途中から、守備ラインの間が空いていったところが気になっていたんだが、後半に入るとブラジルがさらにギアをアップさせて猛攻を仕掛け、、、右サイドにウイリアンに替えてドリブルで仕掛けるドウグラス・コスタを投入した策も効果があり、ここら辺りからは、コスタリカのゴールキーパーのナバス対ブラジル劇団(爆笑)のようなエンタメ度満載の展開。一般視聴者も相当楽しんだんじゃないか。ネイマールへのファウルによるPK判定がVARで覆えったのには大笑いだったが(日本VSコロンビアで同点にされたフリーキック判定のファルカオの演劇はいいんかい…と、私でなくても多くの人が思ったはず…)これで一気にコスタリカ頑張れとなっただろうし(私なんかはその前からコスタリカ頑張れだったが…)イケるって感じだったんだが、アディショナルタイム6分(!)で2ゴール捻じ込まれてタイムアップ。
1ゴールめは、コスタリカのプレスバックがすっかりくなったところを見逃さずに中盤深い位置から猛ダッシュかましてゴール前でプッシュしたコウチーニョがスーパー。お世辞にも美しいゴールとは言えなかったが。2ゴールめは、残り時間わずかでも同点をめざそうとコスタリカがビルドアップを図っていたところにパスコースを切って前線で易々とボールを奪うという、さすがに高度なブラジルの能力を何気に見せつけられ、そこから右サイドを突破してドゥグラス・コスタのクロスをネイマールが合わせてゴル。
いやはや、コスタリカには実に惜しいアディショナルタイムだった、、、90分間スコアレスで追い詰めたのに。
これでコスタリカはグループステージ敗退が決まってしまったんだが、この戦術・システム的にももうちょっと見たいチームだったな。もう1試合、スイス戦があるが。
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