鎌田、チームを勝利に導く好パフォーマンス。
2020.10.06
先週末のブンデスリーガ、フランクフルトはホームにホッヘンハイムを迎えての一戦。ホッヘンハイムは前節、バイエルン・ミュンヘンを4ゴールを奪って下しており、この試合でも5-3-2のフォーメーションから、攻撃となるとこの3列(3ライン)がドワ~っと上がっていく様は面白いというかナンというか。。。それがまた、両サイドが同じスピードで上がっていくんだからな。
フランクフルトも昨シーズンよりもピッチ上で味方同士の位置関係が距離がよく、パスもいいテンポで回る。ややフランクフルトがペースを握っていたかという展開だったが、先制はホッヘンハイム。フランクフルトのゴール前で、巧みな切り返しから逆サイド上へ沈める巧みなクラマリッチのゴール。この日も3バック中央でスタメンの長谷部は、やや意表を突かれた感じで寄せが甘くなってしまった。
前半はこのままホッヘンハイムのリードで終了。
後半に入るとフランクフルトがギアを上げることに成功。ホッヘンハイムは守備ラインの間がルーズになったりラインが揃わなくなったりで、右サイドからファーへの速いグラウンダーのボールに鎌田が走り込んでプッシュして同点に追いつく。
さらに鎌田は試合終盤に差し掛かったところで、相手ゴールに背を向けてボールをおさめ、サイドへ逃げるように右へ進む…と見せてターンしてのスルスル感(あれはヌルヌルというより私的にはスルスルだなぁ…)溢れるドリブリングでホッヘンハイム守備網を突破、最後は右アウトで中に入れ、これをゴチャゴチャしたけど蹴り込んでフランクフルト逆転。なんか、川崎フロンターレの三笘みたいなシーンだったか(笑)
フィニッシュの前に味方がさわっていたので、アシストは付かないかな。
鎌田はこのシーン以外にも守備でも明らかな向上を見せ、前半で印象に残ったシーンは中盤でプレスバックしてスライディングで相手のパスをカットしたシーンと、左タッチライン際、自軍深い位置で相手からボールを奪い切ってドリブリングで前進し、左足で中央の味方にドンピシャのパスを入れたシーン。
後半も前線で相手の後ろからファウル無しでボールを奪い切ったり、攻撃だけでなく守備でも腕を上げた感。
なかなかに、フランクフルトの中心的選手としての能力を備えてきたかもしれない。
こういうパフォーマンスでチームを勝利に導くのが、日本人アタッカーの役割ってもんだよな。アタッカーなんならな。
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