コパ・アメリカ…ペルーVSウルグアイ

2011.07.06

昨夜はNHK-BSでコパ・アメリカのペルーVSウルグアイを録画観戦。グループリーグ初戦で1-1のドローに終わったが、ともに譲らずディープな面白さ満載の一戦で十分に楽しめた。

組織的戦術という香りはどちらもそれほどしないかもしれないが、だからと言って「個の力」だけじゃない、ちゃんと「組織」もある。その組織というのが、戦術的に構築したものというよりも個々の選手のキャパとかスキルとか伝統的常識（?）とか、そういうものの強烈なベースが感じられて、これまた格調高い。攻撃も、チャンスになるぞ!!って見ているこちらが感じたシーンでは、必ずフィニッシュまで持って行く。たとえゴールマウスは破れなくても攻撃をやり切る、、、そのメリハリというか勝負勘というか試合巧者ぶりというか、やぁやぁ実に面白い。
1-1や0-0のドローはつまんないと言う向きもいるが、中身によります。メチャ面白い0-0だってあるわけで。とにかく見てみなきゃ。
見ていて、日本チームはやはり中盤の構成力で秀でているので、こういう相手とはそこを前面に押し出して戦うんだね。だがフィニッシュに持ってくところを、もっと執着しないといけないね。こういう相手とアウェイでイーブン（内容でなく試合結果としてイーブン）の対戦成績に持ち込めるようになったら、1ランク上に到達した証左になるだろうな。あくまでもアウェイ…での対戦成績だよ。

女子ワールドカップはグループリーグ最終戦でイングランドに敗戦してしまったので、グループ2位での突破となった。イングランドは勝たなくてはならない試合だったので非常に集中力があったように見受けられたが、既にグループリーグ突破を決めている日本チームはややメンバーを落とすのかと思ったら全く同じスタメンで、これじゃぁ疲労を蓄積しただけになってしまった。ま、1位通過を狙ったんだろうけど。
2位通過になってしまったので、クオーターファイナルの対戦相手は開催国のドイツ…ドイツの試合を見ていると、こりゃかなり分が悪そうだ。一時期のパスワークがないからなぁ。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/396

トラックバック