ACL全滅。
2011.09.29
結局ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)は、ここまでの流れで予測されていたこととは言え日本勢は全滅。その中身がまた、、、正直、気分はよくない。
最後に残っていたセレッソ大阪も、韓国での全北現代とのアウェイ戦(第2戦)でメッタメッタにやられて惨敗。またそれがね、、、酷いもの。キックオフ10分で、2度にわたる悪質極まりない潰しで(ラフなんてもんじゃない、明らかにケガさせにきてる)中盤のキーマンのキム・ボギョンが負傷退場させられた(全北現代からしてみれば、まんまとキーマンを消した)のが嵐の幕開け。あれはレッドカード処分にしない方がおかしい。全北現代は第1戦で敗れているといっても、3-4でアウェイゴールを3点もとってんだから、そんなにケンカ仕掛けてくることもなかろうに、ふ~んやはりそう来るかと思ってたら、セレッソの選手たちはそれに腰が引けたか緩いプレスでどんどんゴールを奪われるという、日本のチームが韓国でやられる典型的な(そして旧式の)パターン。それに輪をかけたのがセレッソのゴールキーパーのキム・ジンヒョンの凡プレーの幾つか。キム・ジンヒョンはいい時と悪い時との落差が大きい。
とは言え、1-6の惨敗はなかろう。ケンカマッチを仕掛けてきたら(そんな次元のことやってるから、いつまで経ってもアジアなんだが)それに抗しないといけない。何とかしないと。それすらも、アジアのレフェリングのレベルで難しいのはわかる。それでもやられ過ぎ。それと、これは日本のフットボールの根幹的な問題点の1つだが、守備における1対1の局面でリトリートばかり。日本の指導者が教えているのが、まずリトリートだから仕方ないのだろうが、ケンカを仕掛けられてきた中ではそういうことばかりでは対応できないんじゃないか。
全北現代のサポーターの妙な横断幕が問題になったが、それよりもまず、日本サッカー協会として、こういうケンカ(悪質なラフ)について公式に提訴なりすべきではないのだろうか。でもどうせ何もなんやいよね、政治と同じ。
また全北現代サポーターの横断幕についてはセレッソ大阪が抗議したのか、抗議する姿勢を示したためなのか(こちらについては一応、日本サッカー協会も抗議の姿勢を示したようだ)全北現代が公式サイトで謝罪を掲載したが、あれだってAFC(アジア・サッカー連盟)からのペナルティ(処分)へのを回避行動だよね。
韓国のクラブはベスト16に3チーム残っていたのだが、残り2チームはここで敗退濃厚だったのに、水原三星はアウェイの第2戦でロスタイム9分!!! 経過時点でPKをもらい(しかもレッドカードで相手チームが1人退場)2試合合計タイスコアに持ち込んで延長戦で勝ち抜きを決めた模様。この試合の映像をまだ見てないので憶測で語るのはナンだが、ロスタイム9分だという時点でどうかしてる。
これだからアジアはなぁ。
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