「(こういう試合を続けていれば)Jリーグは大丈夫」

タイトルの言葉は、昨夜スカパーでのFC東京VS浦和レッズの中継において、タイムアップ直後にこの中継のコメンテーターだった(スカパー「JAGS」などでお馴染みの)野々村氏が口にした言葉。

そうですね、こういう試合内容、迫力あるゴールが生まれそうになるスリリングなシーンの連発、スタジアムの雰囲気(←それはサポーターの熱気はもちろんだが、スタンドの埋まり具合も関係する)等々、6月から地上波でオンエアが始まる(プレミアの人気が高い)タイでも(ケーブルTVでは既に放送されていたそうだが)こういう試合なら喜んでもらえそうだ…って、まだ5月だから始まってないのがイタい。録画放送してもらった方がいいんじゃないか。

昼間の試合でも、試合によってはそれぞれに見所の多い(見るべき)ゴールが幾つもあったけどね。そのプロセスが大事なんだよ。そこを見られるようになったら、別にサッカーだけじゃなく多くのものに生きる(活きる)んだけどな。でも旧来メディアではそういう部分には全く触れず(触れられず)終いで、これじゃぁ一般的な(フットボールに限らず)スポーツ観戦の深さとかスポーツ文化の熟成とかは無理無理。別に新聞とかTVの旧来メディアに頼るという意味ではないけど、やっぱり無理無理。

この試合はNHK-BSでも(東京MXテレビでも)ライブ中継されていたのだが、NHK-BSで中継がある試合は「BS劇場」とかいう逸話(?)も一部にあるようだが、要は(ナイトマッチの場合に限る、という感じのようだが)NHK-BSで中継がある試合はどんでん返しや凄い試合が多いという逸話のようなものなんだが、私はどうかなぁと思うけれど…ま、あんまりNHK-BSでは見ないんで。しかし東京MXテレビの中継映像は、試しに少し見てみたが遠かったなぁ。
AFC(アジアサッカー連盟)と独占放映権を結んでいるテレビ朝日が中継する代表の試合やJリーグのクラブの国際試合の映像はどうもプア…みたいな印象があるが、スカパーの中継でもテレビ朝日が担当している試合があるのだが、そのスタジアムでの中継においてインフラなどを含めて準備やスタッフィングが充実しているのかもしれないけど、結構いいんだけどな。カメラの台数も別アングル映像も、リプレイの入れ方も(これまでの日本TV局の仕事からしてみれば)まあまあ悪くない。地上波で代表の試合を中継している時のようなくだらない実況ではないし、やればできるんじゃん。そもそも地上波中継では大騒ぎするコメンテーター(誰とは言わないが)ですら、スカパー中継の時には真面目でシリアス(←暗いというわけではない)でプロフェッショナルっぽい。地上波中継でも、もう(もはや)そういうスタンス、そういうコンセプトで(が)いいんじゃないですかね。もうそういう時期では??

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