宇佐美のアドリブ頼りか??

U-23オリンピック代表チームは昨夜、U-23ベラルーシ代表に1-0で勝ったが、攻撃における意図は幾つかよくわかったが、でも相変わらずよくわからんな…これじゃ本大会でも点が取れそうにない。

中央で細かい(日本の得意な?? 好きな??)パス回しからサイドへ展開(サイドへ展開した後の仕上げは???)とか、一方のサイドで作っておいて逆サイドへ大きく振るとか(サイドチェンジは日本選手に共通してまだ下手…)とか、そういう意図はわかった。ちょっとオシム監督時代のA代表チックだった印象を持ったが。
宇佐美が入ってトリッキーなパスとか仕掛けが増えたんで(確かに違いを見せる選手だ)…しかしそれ頼みか。そのトリッキーというかアドリブなプレーに周囲が反応というよりは、それがこぼれて…とか、相手が処理し損ねて…とか。それじゃぁ偶然の産物だな。それに(そればかりか)逆に宇佐美のそういうプレーが空回りしてしまう懸念もある。たぶん途中出場で起用されると思われる齋藤学にちょっとは期待するけど。齋藤のダイアゴナルに入って来る動きは効果的だろうし、小柄ではあるが齋藤のアジリティに大柄な選手はついてこられないだろう…特に途中出場であるならなおさら。後は齋藤が決め切れるか(ゴールマウスを破れるか)というところ。
よくわからん理由の1つの大きな要素として、中盤セントラル(ボランチ)のパフォーマンス不足があるんじゃないか。扇原は期待してたが伸びしろが足りなかったか…この時点での、ということだけども。むしろ山口蛍の方が試合を作るパスを出してた感がある。ここの位置の選手なら、いろいろいると思うんだがな…ただ、U-23とかその辺りの年代の選手たちを思い浮かべてみると、今シーズンここまででコレっていう選手がいない(いなかった)のも事実なんだなぁ。期待できる選手は何人もいたのに、今シーズンのJリーグでのパフォーマンスはちょっと期待外れ、というよりも伸びが期待ほどではなかった、というべきか。。。
しかしベラルーシも、しょっぱいチームだな。よくこれでU-21ヨーロッパ選手権で3位に入ったもんだ。それだけ他のヨーロッパ諸国は、この世代の代表チームの取り組みに対してナンだということかな。キックオフ直後から日本選手のアジリティについていけなくて、アフターでの危険なタックル連発で…ま、本番ではここまでそういうことはないんだろうが。
日本チームは現地に入ったばかりで、しかも先週末はJリーグの試合があった選手も多いわけで、見ものなのは21日のU-23メキシコとのテストマッチか。

香川は試合終了間際にちょこっと登場しただけで…マンチェスター・ユナイテッドにとって最初のプレシーズンマッチで、ベテランは多めにスタメンさせ、その他は若手選手たちの見極め的なスタメンだったようだ。非常に短い時間だったが、香川らしいプレーのごく片鱗は見せたんじゃないかと思うが…それはヒイキ目に過ぎるかな。味方選手のケガで急遽ピッチインさせられようで、本当はこの試合ではプレーさせるつもりはなかったんだろう。
昨日はプレシーズンマッチが幾つも行われているが、レヴァークーゼンにレンタルバックした細貝が何気にスタメンで使ってもらって(試してもらって)いるようだ。あと、スタンダール・リエージュに移籍したばかりの川島が、後半初めから使ってもらっているようだ。

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