今夜はオールドトラフォード。

今夜のU-23日本のクオーターファイナル、エジプト戦はオールドトラフォード。「なでしこ」はセミファイナルへ進出したのでウエンブリーだ。

いや~そんなスタジアムでプレーできるなんて、いいよなぁ。特にウエンブリーは1995年の「アンブロカップ」でA代表がイングランドと対戦したことがあるが、その後改修されているので、新装ウエンブリースタジアムでプレーするのは「なでしこ」が初めて…ということでいいのかな。あ、家本レフェリーなどがちょっと前に新装ウエンブリーでイングランド代表の試合をレフェリングしたことがある。
さて、昨夜の「なでしこ」のブラジル戦だ。ブラジルは従来のフォーメーション・システムを変えてきて、前線に人を多くかけてきた。でもってかなり押し込まれる展開となったが、やられたか!?という場面は2つくらいではなかったか。押し込まれる中でもカッチリ対応して前半20分過ぎで先制。後半も前へ出てくるブラジルに対して、75分にまんまと追加点。この2点めは、大儀見のボール受けてのトラップがまず素晴らしかった。ワンタッチで見事にすり抜け→大野へのドンピシャのループパス。大野はファーストタッチが流れた?? 合わなかった?? みたいだが、すぐに切り替えて、追いついてきたディフェンダーを交わしてのクイックなタイミングでの見事なシュート。
前へ前へ圧力と手数をかけるブラジルに対して、大人のフットボールで快勝と言ってよいだろう。ブラジルチームの監督が試合後、「なでしこ」の戦術について守備的で勝つには相応しくなかったとチクリと言ってるようだが(日本のスポーツ紙は、優勝候補に相応しくないと語ったと報じているが、原文を探してみたのだが、私が見つけた原文を読む限りでは意図的な誤訳だな。マルタが結果は公平でないと言ったとも日本のスポーツ紙が報じているが、これも意図的な誤訳だ)ブラジルチームの監督がそう言いたい気分もまぁわかるし、でもブラジルでもこういう勝ち方も結構あるでしょ。そもそもそういう試合(展開)になったのは、ブラジルチームの戦い方にも相当問題があると思うぞ…ストロングポイントの部分では非常に強いは強いんだけどね。結局ペナルティエリア内でのシュート数は同数だったようだし。試合終盤においてもオフサイドトラップを成功させていた日本の守備網のことを考えれば、そこにも1つの解というか、ヒントがあるんではないか。ただ、女子の試合とは言え、ブラジルのコーチ(監督)にそういう敗戦後のクソ文句を言わせるなんて時代は変わったなぁ。日本でもこういう風な、試合内容、試合展開に関する議論ができるようにならなきゃな…つまらんことでゴチャゴチャ引っ張ってんじゃなくて。

今夜は男子(U-23)の方だが、エジプトはぶっちゃけ強い。何とかセミファイナルへ勝ち上がりたいものだ。
今日はJ1リーグの日だが、新潟スタジアム(東北電力ビッグスワンスタジアム)ではアルビレックス新潟VS柏レイソルの試合後、U-23の試合をパブリックビューイングするんだそうだ。これはGJ!! 他のスタジアムでもやればいいのに。時間的に後半から見られることになる。

追記。ブラジルチームの監督のコメントが誤訳と書いた件だが、一般紙(夕刊)にも掲載されていた。ということは、通信社の配信ソースだな。共同通信か?? 時事通信か??

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