2004年1月のパリ（その5）



写真にすると、まるでモノクロのような
雰囲気のある風景写真になるけれど、
曇天や雨が続くパリにはいささか、うんざりしてしまった。

これはモンマルトルの丘から見た景色。

本当に晴天の時がないのですね。「シェルブールの雨傘」という映画たしかフランスのでしたよね。傘屋さんが多いのでしょうか。しかし気持ちが沈みますよね、そんな天気ばかりだと。

ほんと、性格悪くなりそうですよね。

私もパリはなんだか体質に合いません。これまで何回かパリを訪ねましたが、体調がよかった試しがないんです。以前、世界１周をした時、パリに１週間滞在しました。その間中、腰痛で苦しみました。
その直前のスペインでは、絶好調だったのに。
また１週間後、パリを出発する飛行機の中で、まだ上空に上がりきらない旋回の状態から、腰の痛みがスーッと引いていったのが印象的でした。しみじみ「私にはパリは合わないんだなあ」と思ったものです。
ひと月半に及ぶ世界１周旅行の間で、腰痛があったのは、パリにいた１週間のみ。これって偶然ではないように思えます。

すみません、勝手な自分の話ばかり書いてしまって……。パリには何の罪もないのに……。

不思議ですねー。陸続きのスペインとフランスなのに、どうしてこうも国民性とか印象が違うのでしょうか。確かにどちらも大きな国ですが、それでもね...。

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