新装オープン!

これまで不定期にお読みいただいてきた「KOH'S TOTAL FOOTBALL RING」がブログ形式になりました!!!
これまで以上に、フットボール(サッカー)を様々な視点・視野からブッタ斬るとともに、スポーツ全般、格闘技や武術に至るまで、そしてスポーツ文化・スポーツ文化社会というものについても、いろんな角度から遠慮なしに述べてみたいと思います。
サッカーのことだけでなく特に、日本のスポーツ界のこと、日本のスポーツ文化のこと、スポーツがなぜ今日重要なのかということ、日本が大きく立ち遅れているスポーツ文化社会に向けて(ちょっと肩肘張った言い方になりますが)我々が認識し確認しなくてはならないこと…
そういうことを考えたり感じたりする材料になれればと思います。
そうしたことを考えたりするのには何もサッカーでなくてもよいのですが、たまさかサッカーというフィルターを通して見ると、たいへんよくわかる、とてもよく見える、ということなのです。
そうすることが、スポーツ業界、スポーツ周辺・関連だけでなく、日本という国自体や日本の社会や社会システムについて少し考えを至らせたり気づきを持てたり…
そういうことにもほんの少しでも役立てられれば、望外の幸せです。

さて、ワールドカップも開幕して今日で8日め。今日でグループステージ、全てのグループが初戦を終えることになり、全てのチームが登場することになります。

開幕前にはいろんな調査結果で(この調査結果というのがこれまた怪しいんだけど)世間はワールドカップに全く関心ないということだったのに、日本戦(6月14日)の前ですら地上波TVの視聴率も思いのほか数字が取れていて、きっとTV関係者や電通は一安心していたことでしょう。
なにせ、6月13日(日曜日)のゴールデンタイムにライブ中継した地味~なカード、アルジェリアVSスロベニアですら(この試合がまた退屈な展開で、スタジオの出演者たちも困ってるように見えたけど)2ケタをキープしたらしく、翌日朝に数字を聞いて「あれでもゴールデン2ケタ!!」と私もぶったまげました。
この試合が民放では最初のゴールデンタイムの中継だった(NHKでは6月12日に中継した韓国VSギリシャがゴールデンタイム)わけで、6月19日のオランダ戦の放映権を獲得したものの、そのバーターでパックでこのカードを押し付けられたテレビ朝日としてはホッとしているでしょう。
6月11日(金曜日)開幕戦の南アフリカVSメキシコですら、NHKで22:42からの放送だったのに(キックオフは23:00)意外なほど高視聴率だったのです。

確かに日本代表チームの長きにわたる不甲斐なさは大衆の「熱」を冷ましてしまっていたはずで、でも誰かがネットにこういう書き込みをしていたけれど…大衆は日本代表への関心からサッカーそのものへの関心へと移行してきたんじゃないかと…
そうとも言えるのかもしれません。
もちろん、その「移行」はまだまだわずかかもしれないけど。

私たちの日本チームは、カメルーン戦に勝つことができました。良かった。
でも、これまでのチームのベースをぐちゃぐちゃにしてきた愚行はとても許されるものではないし、そのことは今後も触れていかざるをえません。
カメルーン戦の試合内容も誉められたものではありませんが、あれが今できる精一杯の試合。海外メディアでも酷評されているのは事実で、仕方ないでしょう。

それでも、国外でのワールドカップ本戦での初勝利というのは偉業です。2002年の日韓大会を除けば、3度めの本戦出場で成し遂げたことは決して卑下することではない。
そのことは本当に嬉しい。
選手たちに「ありがとう」と言いたいです。

でもね、いつまでもちょっとはしゃぎ過ぎではないかね、日本のTVや新聞。まあ日本のメディアについてもそのうちブッタ斬らせてもらいましょう。

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