先日のガンバ大阪とリバープレートのスルガ銀行チャンピオンシップより。

今週火曜日(8月11日)に行われた試合。東アジアカップ出場選手は帰国した翌日という、なんとも無茶苦茶な日程。なので、倉田と藤春はベンチに入って途中出場したが、宇佐美とかはプレーせず。ま、それは当然の判断だが。
試合の方は、ぶっちゃけ、ガンバ大阪はリーベル相手にほとんど何もできず。非常に惜しいゴールチャンスも幾つかあったが、相手ゴールキーパーが流石に凄いのと、それでも1つでも決められないJリーグの選手の方にも問題があると言わざるをえないと思うが、そもそもがそのゴールチャンスも、セットプレーだったり偶発的なものだったりで、攻撃の形も試合もほとんどつくれなかった。

言ってもリーベルは地球の裏側からはるばる日本にやって来たばっかりで(2日前にアルゼンチン-ドイツ経由で来日)コンディションがよいわけがないんだが(しかも冬のアルゼンチンから真夏の日本への移動)それでもこの差はどうよ。前線からプレッシャーをかけて来た…というような試合評が見られたが、まぁそうとも言えるかもしれないが、ピッチ上の全選手がやることが明確。実にスッキリしてる。ビルドアップでもフィニッシュに近い局面でも、、、判断が早い…って表現を日本ではよく使われるが、判断が早いと言ってもいいかもしれないが、逐一判断してるというより、次のプレーに迷いがない。難しいことをやろうともしてなく、とにかく確信をもってる感じ。もちろんそれは機械的、定型的、決まりごと的…などという意味ではないわけだが。日本のチームを、こういう風になって行くことができると思うんだがなぁ。。。それに引き換えガンバの選手たちは、特に中盤ではろくに前を向けないし、相当な力量の差を感じさせられた。まぁ、今野や明神といった中盤の顔ぶれだったこともあるかもしれないが、かといって、1人や2人タレントが居たからといて状況や展開が大きく変わるとは思えず、これじゃぁ日本のフットボールはここからのクラスアップに苦労しそうだ。そもそも、クラスアップした言えるほど明確なクラスアップができんのかね。
この試合の実況中継でもそうだったが、日本の試合中継やメディアでは、これを経験に…と頻繁に聞かれるフレーズだが、世間の一部大衆ではその言葉にやや辟易しつつあることも、選手も関係者も言っておいた方がよいんじゃないか。そもそもですよ、1年に一度か数度、そういう経験をしたってダメだろう。だからぁ、、、そういう経験の中に常に身を置いてないと、クラスアップは難しいんじゃないか。それは日本のJリーグはダメということではないが(そんなことを言うつもりはないが)でも、Jリーグだけではない恒常的な(そういう経験を積み重ねられる)環境を構築しないと、ダメなんじゃないか。クラブベースで。言っとくけど、それはACL(アジア・チャンピオンズリーグ)じゃないぞ。

中盤でサビオラが足元にボールを受けて、背後から(たぶん遠藤が)プレスに来ているのを察知して、右足アウトのソフトタッチで股抜き、自分は左回りで背後をとって抜き去ったシーンはウケましたなぁ。

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