U-23代表のポルトガル遠征。

日本時間早朝の試合で、香川はスタメン、フル出場で、1ゴールを決めたが、現地の評価はあまりパッとしない風な感じで。トゥヘル監督の求める、縦に速く強くという(…そう言ってよいのかどうかわからんが、とりあえず)要求に応えてるのは、香川よりも今シーズン前半は起用優先度が低かった選手の方のように思えたりする。

今シーズン前半、現地メディアが「小さな魔法使い」とか称賛してた頃の映像をあらためて見たんだが、その頃でさえ、現在のドルトムント自体のプレーと比較すると、香川のプレーは手数が多い印象がある。ポゼッションしながら緩急と変化でもって攻撃を組み立てつくっていこうとする香川と、トゥヘル監督のイメージと、異なってるんだろう。ドルトムント・香川の第1期(2010-12年の2シーズン)の頃は、そのトゥヘル監督のイメージするフットボールにもっと近かったのかも、、、という風に思えたりもする今日この頃。だから世間で言うところの「不調」というのとは、ちょっと違うんじゃないかと思うが。

さて、今月下旬にポルトガル遠征するU-23代表のメンバーが発表された。関根、鎌田、金森を呼んでいる点が目につくが、中盤は(矢島と三竿を呼ばなかっただけで)基本的に1月のU-23アジア選手権の時と同じで、もうちょっと、テクニシャン系でない強さのある選手を呼ばないんかね。そのタイプが井手口だけじゃ、本大会はちょっと。あと、アタッカーでは鈴木優磨はやっぱり呼ばんないですか。ま、5月のツーロン国際にどういうメンバーを呼ぶか、だな。
ただ、このプレス発表の中で、(アジアでは)割り切った戦いを覚悟したメンバーだった…と、手倉森監督が質疑の中で明確に認めていたこと、さらに(世界との戦いの中では)優先順位として下のパスで崩して行くクオリティを高めたいとか、その中で関根や鎌田はアジアでは使わなかったが世界では可能性が出て来る…というようなコメントをしていた点は、失礼ながらちょっと見直した。できれば質疑でなく語って欲しかったように思うが、、、プレゼンとしては。。。あと、手倉森氏のこのコメントを引き出した質問の質問者が、旧メディアのオッサンではなくNHKの人だった(失礼ながら私は存じ上げない御方だったが)という点も、少々面白かったりした。その後、フォーメーション変更も示唆するコメントを引き出した質問者も、フリーの記者だったし。
ポルトガルで今月25日にU-23メキシコ代表と対戦するが、この試合はテレビ東京でライブ中継とのこと。日本時間24時半(26日の0時半)過ぎ。

しかし、このメンバー発表もインターネット・ライブ配信するのはイイんだが、当日に日本サッカー協会公式サイトでアナウンスするなよ。先週金曜日とかにアナウンスしないわけ?? 役所仕事だな。

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