「なでしこ」に謝らないと…ドイツ撃破。
2011.07.10
今朝は女子ワールドカップのクオーターファイナルのドイツ戦があるし、コパ・アメリカのブラジルVSパラグアイが裏であるし、前者はドイツ、後者はアルゼンチンで行われているのだが同時刻に見られる日本人は幸せなのか何なのか、とにかく困ったもんだ。
ブラジルVSパラグアイをちょっと見ていたが、やはり女子ワールドカップの日本VSドイツを見てしまい、、、勝ってしまった!! 開催国でディフェンディング・チャンピオンのドイツに…誰しも圧倒的不利と思っていたのに。
この試合、序盤からドイツの選手たちをとにかく動かしまくるしかないと思っていたので、スタメンで岩渕真奈を起用しよう…などと私なんかは主張していたのだが、そんなスタメンでなくても(全く同じスタメンでも)ちゃ~んとやるべきことをやってくれて、、、日本人選手の速いパスワークとスピードとアジリティを活かして大柄な相手チームを動かさせる、と。相変わらずもったないないパスミスが多かったけど…それに岩渕真奈だが、後半途中で起用されたのだがあまりに何もできず、、、ドイツ選手に身体を寄せられてしまうと本当に何もできず、、、スペースで貰えばよいのにと思うのだが、そういう動き出しもしないし、、、これじゃぁスタメン起用はあまりにムチャだったようだし、そもそも岩渕真奈の将来は大丈夫なんだろうか…進化途上なんだと思いたいが、日常の指導はどうなってんだろうと思う。なでしこリーグでプレーしててアレなんだったら、もう海外でプレーをさせてあげた方がよさそうだなぁ。
ともかく、絶対的不利と思われたドイツを降してしまった…セミファイナル進出だ。
セミファイナルはアメリカとの対戦になってしまうはずだったが、グループリーグ最終戦でアメリカがスウェーデンに敗れてしまったので、アメリカは向こうのヤマに入ったためスウェーデンとオーストラリアの勝者との対戦になる。ま、どこが来ても全て大柄なフィジカル勝負(フィジカルエリート)のチームを相手にしなくてはならないので、パスワークとスピードで相手を動かして疲れさせて行こう。酷暑のドイツでの連戦で疲労もたまっていると思うがね。でもまだまだ技術的ミスやつまらないパスミスやキックミスやトラップミスも多いので、もうちょっとでもその辺をカチッとやれば、さらに十分いい戦いができる。優勝云々は軽々しく言うつもりないので、ここでドイツを倒して達成感を持ってしまわないで、とにかくもう1つは勝ち上がろう。
それと、多くの人が指摘しているように、女子ワールドカップのレフェリングはやっぱりレベルが低いかね。何故か大柄な選手の方に甘いジャッジメントが非常に多い(レフェリーのレベルが低い場合、普通??は往々にして逆になりそうなものなのに不思議…)という点は間違いないよね。スタジアムの雰囲気に影響もされやすい印象だ。女子ワールドカップだからレフェリーも女子を起用しているのだろうが、フットボールの最高峰の大会である「ワールドカップ」なんだから男女にかかわらずレベルの高いレフェリーを起用して欲しいもの。
試合後のインタビューで、佐々木監督が大アウェイ(完全アウェイ)には「中国での試合で慣れてる」と言ってたのには笑ってしまった。確かに女子サッカーは中国が(アジアでも世界でも)これまでトップだったので、中国での試合が多かったよね。
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