あれ。勝敗予測が外れまくり

グループリーグも2戦めに入り、一部に予想外の展開が。

グループAでフランスがメキシコに敗れるのは予想どおり。フランスは「岡田の日本か、ドメニクのフランスか」と言われる(どっかで言われてなかった??)くらい大会前のチームづくりがプアだった。その時からフランスのフループステージ敗退は予測の範囲。
グループAは、開催国の南アフリカも敗退しそうなんで(まさかここからFIFAの「調整」は入りようがないだろう。「調整」って部分は軽く流してください。以下、同)他のグループのアフリカ代表に対して、どのように「調整」が入るだろうか。

グループBは、韓国がアルゼンチンに負けた後、ナイジェリアがギリシャに負けてしまってこっちは想定外だ。アルゼンチンはもう勝ち抜け決定だが、他の3チームが1勝2敗で並ぶ可能性がある。

グループD(試合順に行きます)は、私がイチオシしてたドイツがセルビアによもやの敗戦。初戦を落としてしまったセルビアの序盤からの猛アタックに後手に回ったか…それでも決定的なゴールチャンスは数多くあり、それを外しまくってしまったりポドルスキがPKを外してしまったり、そういう日もあります。それとカードが乱舞し過ぎのジャッジで、これも「調整」か??
気になったのはドイツのセンターバック2枚なのだが、どちらも長身で非常に強そうなのだが、サイドの深い位置からのクロスへの対応がどうなの? 横への動きがちょっと緩慢? ポジションの取り直し、相手のつかまえ直しがどうなんだろう。そのためか、右サイドバックのラームがずいぶん中に絞ってゴール前の守備に入ってくるね。あれはそういう不安の裏返しか。

グループCは、イングランドがアルジェリアにも引き分けて2試合連続のドロー。これは誰しも予想外だろう。もっとも、日本では盛んに優勝候補と持ち上げていたけれど私の周辺(自分を含めて)全員それはない、というのが見解だったけど。しかし、ドメニクのフランスと同様、年俸11億円のカペッロのイングランドも同じようなチーム状態のように見えるが。イングランドにはイマジネーションある攻撃の構築・タクト、ゲームメイクが欠けている。
イングランドVSアルジェリアより先に行われたグループCのもう1試合、スロヴェニアvsアメリカはこれは非常にスリリングな好試合。前半はアメリカの鬼プレスが利かず、というかスロヴェニアがプレスを受ける前に速いアタック(フィニッシュ)を仕掛けていたのが効を奏したという感じだろうか、しかし後半のアメリカの追い上げは素晴らしかった。
今大会開催前にはいろんなネガキャンがネット上を中心に張られていたが、その中にアメリカではサッカーは全然人気がない、というものがあった。ま、ショービジネスとしては既存の4大スポーツに阻まれているのは実際だが、今日いちばんサッカー人口が多い国って知ってます?? アメリカです。それでもネガキャンはそこも意識してか、アメリカではサッカーは男がやるスポーツではないとされている、と来る…お疲れさんです。
アメリカのドノバン、相変わらず良い選手だ。昔から私の中では中田英寿と雰囲気がかぶるのだが、ドノバンの方が、ドリブル、ゴール感覚の高さを感じさせるシュート力・技術、ここぞのゴールによるチーム牽引力がある。この試合でも、素晴らしいドリブルからの天井に突き刺すゴールでチームを勇気づけた。スロヴェニアとアメリカが勝ち抜けでイングランド脱落、なんてことがあるのか???

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