懸命のプレーを見せたんじゃないか。
2016.03.10
昨夜は女子のオリンピック最終予選の最終戦。既にオーストラリアと中国のオリンピック本大会出場権獲得は決まっていて、いわば今大会での目標のないチーム同士の対戦、ぶっちゃけ消化試合。旧メディアもいろいろ書き立ててきた中での試合だが、内容はナンではあったが、できうる懸命のパフォーマンスを見せたんじゃないか。
「目標」がかかっていたら、こういう試合展開も容易ではなかったと思うが、宮間のクロス→岩渕のゴールマウスぎりぎりに落としたヘッドが決まって1-0の勝利で終えた。この試合では実況ブースに「ゲスト」として座った澤さんが、宮間のクロスを褒めて岩渕のヘッドは当てるだけだった…みたいなことをコメントしたが、いやいや、あのヘッドは確かにピンポイントのクロスだったから当てるのはイージーだったろうが、ニアのゴールポストすれすれに低く送り込むのには相当技術が必要だと思うぞ。
一部の旧メディアなんか、この試合を「最終公演」といった風に書いてたりしたが、粋な表現にしたつもりだろうが、適当な表現とは全然思わない。試合後のプレス会見で佐々木監督が旧メディアの「ゴシップのような記事」を批判していたようだが、それはまったくそのとおりで、ところが佐々木監督のその批判を報じる某記事では、「検証記事」がゴシップに映ったようだ…と、なんじゃそれ。アンタね、旧メディアのそういう記事が「検証記事」になってると思ってんのか?? アホらしい。程度が低すぎる、思考レベル、発想レベルが低すぎる。
今大会も通じても、早い段階から一部スポーツ紙ではTV視聴率低迷とか、今週月曜日の試合(ベトナム戦)の観客数が先週金曜日の試合(中国戦)の半分くらいだったことも低迷とか書き立ててたが、NHK地上波(NHK総合)の視聴率は確かに20%に近づくことはなかったが普通に2ケタをキープし続けてたし、これで低迷とか言うんなら、同時期にあったアレとかはどうなんだよ。低迷という言葉の意味、わかってんのか?? 今週月曜日の試合の観客数についても、月曜日の夜だよ、、、オリンピック出場権獲得がほぼ絶望的になった状況で、対戦相手も考えれば、特に大騒ぎすることでもなかろう。いろいろと、旧メディアの胡散臭さ満載の今大会であったね。
そんなことより、なでしこにネガティブな記事を出しまくるより、東京オリンピックの「追加種目」に既に決まったような書き立て方を続けているアレとかについて、厳しく激しく糾弾するメディアらしいことをしたらどうなんだ。いろんな意味で普通にありえないから、東京オリンピックでの実施も。加えて、普通の競技だったら大問題、降格とか勝点没収とか、そういう類のことも起きてることで。そういうことにもならないこと自体、それは興行であってスポーツ競技ではないんだよ。そういう特定のものだけ擁護、隠ぺい、そういうのはもう流行らないんだけどな。時代とともに、それと共に消えていくことでよいんだろう。
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