ヨーロッパリーグ、久しぶりに中島翔哉の試合を見た…
2020.02.28
フランクフルトの試合を視ようと思ってたんだが、悪天候で中止となり、じゃ、ポルトの試合でも視るか、、、ということで。
中島は最近スタメン起用があまりない模様で、この試合でもベンチ。レヴァークーゼンのホームで行われた1stレグは2-1でレヴァークーゼンが勝ったが、アウェイゴールを奪っての2ndレグで、普通にはポルトの勝ち上がりが予想された試合。
ところが、前半早い時間帯でアウェイのレヴァークーゼンが先制。アグリゲートスコアは1-3になってしまい、それもあって…というわけでは実は無くて、ハムストリングを痛めてプレー不可能になった選手が出たため中島が交替で30分前に投入される。
中島は交替したポジションのまま中盤左、後半は(戦術的指示だと思うが)2トップの下に入り、積極的な動き出しでボールを引き出そうとしたり、ドリブリングで突破口を開こうと奮戦はしてるんだが、いかんせんポルトは全体の動きが悪く、イマジネーションや有機性あるパフォーマンスに欠けており、中盤から後ろの守備も実にスカスカ。なんかモチベーションが低いままこの試合を迎えたのか、立ち上がりの勢いを封じられてから状況を打開する術が見つからないのか、相当疑問なパフォーマンス。
後半もゴールを取り返しに出ようとしてはいるんだが、簡単にカウンターを食い、全体的に淡泊な守備対応で60分にもならないうちに2失点して0-3に、アグゲートスコアはレヴァークーゼンがアウェイゴールを3つ奪っての1-5という状況に。
60分あたりに中央から左の中島へ出されたパスの場面は、中央の味方へ丁寧に落としたんだが相手ディフェンダーにフィニッシュを封じられ、、、あれは切り返して自分でフィニッシュでよかったかもな、、、試合展開が展開だし。
レヴァークーゼンもそんなにいいパフォーマンスとも思えんが、ポルトの低パフォーマンスにはビックリ。個々でバラバラにやってる印象。元々そういう系だとは思いが、国内リーグはこれでもなんとかなるのかもしれんがなぁ。。。
ヨーロッパリーグにはヤル気出ませんかね。グループリーグが首位通過だったんだけどなぁ。
その後、ポルトは右でゴリゴリ行ってゴールラインぎりぎりからのクロスを、ゴディフェンダーと競りながら結構距離のあるヘッドを突き刺して1ゴール返したが、これもまったくの個の力頼み。もちろん個の能力は重要なんだが、それ頼み(だけ)ってんじゃ無理しょ。
ま、キックオフ直後はポルトも勝ち上がりをめざしてヤル気を感じさせる立ち上がりだったわけ。それに対してレヴァークーゼンは最終ライン中央3枚、守備時には5枚の最終ラインの網にかけまくり、中盤はアンカーと2枚なんでポルトの方が人数は多いんだが、レヴァークーゼンの中盤の方がアメーバみたいに中盤のスペースを侵食(?)しておるし。。。そんなんで5分ちょっとあたりでポルトの勢いは無くなってしまい、9分過ぎにレヴァークーゼンが見事な(っていうか普通に)選手の散らばり、選手間の距離、位置取りでセカンドボールは拾うし集団で右往左往するポルトの守備を尻目にファーストシュートでゴールネットを揺らす。
これはオフサイドのフラッグが上がったが、VARでノー・オフサイドとされてゴール認定に。これでますますレヴァークーゼンが余裕の(?)試合運び。。。
…という試合と集約できてしまうかも。
というわけで、あまり見るところのないヨーロッパリーグのノックアウトステーアイ2ndレグ、ポルトVSレヴァークーゼンであった。
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