U-22シリア代表監督のコメント…
2011.11.29
一昨日のオリンピック最終予選、U-22日本代表との試合後のU-22シリア代表監督のコメントがなかなか結構な感じだ。もちろん腹の底ではどう思っているのか別として。
いわく…
今日はとても美しい試合だった…お互いゴールのチャンスはあった…日本の勝利は正当な結果だったと思う。
日本は、とても技術の高い選手がそろっている…日本におめでとうと言いたい。
日本は技術が我々よりも高く経験もある…勝つチャンスも多くあったが、生かし切れなかった。
日本のサッカーはますます発展している…シリアもさらなる発展をめざしている。
日本の選手と監督を尊敬している…平和を取り戻して次はシリアで戦いたい。
我々は日本のことをとても尊敬している…日本のサッカーというのはとても近代的でクリーンだ…我々もそれをめざして日本と同じように美しいサッカーを続けたい。
アウェイでのシリア戦は来年2月5日の予定だが、シリアは内乱で中立国開催が今のところ有力らしい。この2週間くらいではっきりさせるというのが、日本サッカー協会のコメントの模様。カタール、ヨルダン、UAEのどっかになるんじゃないか、という話もある。
U-22シリア監督のコメントだが、腹の中はどうであれ、フットボールの世界らしいインターナショナルちっくなコメントであることは間違いない。日本人監督にはまだまだこういうのができてる感じがしないなぁ。インターナショナルな、グローバルなフットボールの舞台なんだから、こういうコメントができる日本人コーチばっかりになって欲しいな。
ところで日曜深夜のテレビ朝日の「やべっち」を見ていたら、同局の男性アナウンサーが、これは(日本には)勝てないと思わせるようなものにして欲しかった、、、みたいなことをサラッと(チョコッと)言ってたが、気持ちはわかるけれども、そういう単純な何かとは違うんで、フットボールはそういうことはないです。っていうか、本来スポーツというものはそうですよ。それが日本人は誤って刷り込まれているであって。たとえアウェイでメッタメッタにやられても、ホームではそうはいかんぞと襲いかかってくるのがフットボールというものであり(先日のワールドカップ3次予選のタジキスタンだってそうだったでしょうが…)それだから面白いし難しいし、世界中で力を入れられるわけ。
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