TOM JONES / PRAISE & BLAME
2010.08.08
UKチャート初登場2位だったそうで。残念ながら1位ではありませんでした。
私は先々週入手。何ていうか非常にスピリチュアルで、そんなことあるはずないが「PRAISE & BLAME」というタイトルどおりにセールスよりも自身の信条をぶつけたような作品。サウンドもシンプルでソリッド。日本版リリースの話も全く出てこないのだが、確かにこの内容だったら難しいだろうな、、、だがそれは本作品の価値をいささかなりとも損ねるものではない。幾つかのアップテンポのナンバーでは ELVIS のテイストが随分感じられて乗せてくれる。
ELVISと言えば、彼がレコーディング前に聴いたはずのデモテープを収めたCDをようやく最近聴いたのだが、どのデモのパフォーマーも上手いねぇ。あと、ELVISのレコーディングは割とデモのまんま、でした。
TOM JONESって1940年生まれで、先々週だったかNHK-BSでブルース・リーの特集を何日かやってたけど、ブルース・リーも同い年だったんだね。ブルース・リーも何かにチャレンジして映画を撮っていた1970年代前半って、何かこう、凄いエネルギーを感じる。それは同時代だったTOM JONESにしてもELVISにも共通して感じるのだが、ショービジネスの中で計算したパフォーマンス(この後はそういう風な感じばかりになって行ったように思うのだが)というよりも、体張ってるというか人間をぶつけるみたいな、そういう迫力というか覚悟というか、そういうものを感じる。
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