中村俊輔、見事な右足シュート

2010.08.30

昨夜の横浜F・マリノスVSアルビレックス新潟で、中村俊輔が見事な右足シュートでのゴル!!を決めた。もちろん右足でのゴールは時々あって珍しいわけではないが、完全なる個人技からのインターナショナルレベルのゴール。

ペナルティエリア左外で味方の戻したボールを受けた中村俊輔、マークに来た相手選手を2ステップ3ステップで右に交わし、そのまま右足から逆サイドのポストを巻くように突き刺さるファインゴール。マークに来た相手選手と相対した時、右に交わして右足を使う（右足で蹴る）予感はした。しかしそれが、あんなゴールを決めるとは思わなかった。
小野伸二のいる清水エスパルスVS川崎フロンターレも見たが、小野は相変わらずさすがのプレイメイカーぶりで実に高レベルのパフォーマンスだったと思うのだが、小野にないのは中村俊輔の（時折見せる）ああいうゴールだな。中村俊輔も大体はふらふらしてるけど。小野にああいうゴール、シュートがあったら、インターナショナルな選手としてもっと活躍できただろうし、日本人プレイヤー最高と言えるんだが。走らない（走り出してもダッシュが遅い!?）のはいい、ケガが多いのもわかってる、それでも。

ところで中村俊輔はレフティ（利き足は左足）ということになっているが、本当は右利きでしょ。右利きだけど、左足が得意になったということ。これまで彼を十数年間見てきて、真性左利きでは彼が時折見せる右足のキックはできないっしょ。

そう言えば、韓国のスウォンに移籍した高原がFCソウル戦で2ゴールを決めた映像を見たが、その1点めのヘッドのクロスは、味方選手の左足のクロスが素晴らしかった。まるでかつての中村俊輔のクロスのようだった…日本代表チームはアジアの戦いで長らく中村俊輔のクロスからゴールを生み出してきたものだ、、、と思ったのが昨日の朝だ。そしてその夜は中村俊輔の素晴らしいゴールを見せてもらったというわけだ。

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